容姿・経歴・その他メモ

容姿

身長|177m　　体重|56kg　　髪色|白　　瞳の色|赤　　BWH|106(L)/66/84 [覚醒都市DiX_計測]
豊満すぎる胸にモデルの様な身体付きの美人。常に笑顔で対応している。

性格

物事が柔らかく、子供に対してとても優しく接してくれる。相手が子供でなくともその優しさが切れることはない。

経歴

ハーヴェス王国から南南東、海岸の近くにある一つの教会"奈落教大教会"。彼女の親はそこの敬虔な信者であった。
彼女には6人の弟と妹達がおり、彼女達は危険であると感じながら、黙って奈落に祈っていた。
彼女は教会近くに来ていた商人達から聞いていた。奈落には神もその目もない、あるのは怪物しかいないと。
だが父はその話を聞かせることを大嫌いし聞いた息子・娘を全員殴り、暴力で聞かせないようにした。母は親が正しいことを強制し、否定をしたらヒステリーに叫び言い聞かせていた。
彼女は弟妹を外に出て共に生きていたい…そんな考えをずっと巡らせ、夜を過ごしていた。
15歳、成人になった日。
彼女は親と信者達から悪徳な笑顔で拍手されながら迎えられいた時…何かが聴こえていた。
女の声だった。とても優しく、ここには無い、そんな声だった。
だがその声はとても焦っているような声だった。当たり前だった、ふと窓から外を見たら、そこにいたのは"オーロラ"だった。
気付いたが遅く、オーロラの真下、そこに出来た"奈落"は教会近くの家すべてを巻き込んだ。
自分も、弟妹達も、親も、信者達もすべて。
…気付いたときは"奈落"の奥だった。そこは同じ教会の様な姿をしており、彼女自身は外にいた。
弟妹達を探しに、教会内へと入ると、そこには磔にされていた弟妹達と、剣を持つ親の姿であった。
弟妹達は泣きながら助けを叫んだ。彼女はその声を追いかけるために、動いたが、そこにいた信者達に止められてしまった。
叫んだ。何をしようとしたのか。充血した目で剣を持つ父は言った。これは神の御召なのだと、生贄を欲していると。
そして、火打石を持った母は、彼女が叫ぶ中、これも母の愛だと戯言を言いながら、磔の十字架を燃やし、弟妹達を殺した。
彼女はまだ助けようと叫び、動こうとした。だが周りは動きを止め、訳の分からない祈りをブツブツ言っていた。
その炎は何故かずっと燃え、例え死んだ後でも燃え続けた。彼女は目から涙を流し、自分の夢が壊れていった姿を見ながら目を閉じていた…その時に目の前に現れたのは、仮面を被った人間の様な繊維の身体を持った人型の姿だった。
その人型の"何か"を見た全員は、その者を"神"と呼んだ。生贄を出した為に救いに現れたのだと。
父と母は高らかに声を出し、狂ったように、焦点の無い目で"何か"に救いを求めた。その瞬間、ふと空に何かが飛んだ。
それは《父の頭》だった。周りは一瞬の動揺を見せ、その隙に彼女は抑えていた手から抜けだした。
母は落ちた頭を取りに行こうとし両手を出した瞬間、その両手を真っ二つにされ、沈黙の後に痛みと信じたものに裏切られた様な絶望に叫んだ。その叫びを止めるように"何か"がもう片方の剣を振り、身体を右と左の半分に分けた。
それが終わりの始まりだった。周りの信者は恐怖で叫び、逃げ出した。彼女もそこから逃げる為に先に教会の外に逃げ出していた。
外からは影からモンスターが段々と出てくる。振り向けない、振り向いたら隙ができ死んでしまうかもしれない。
だから死にたくない、後ろから断末魔が聞こえる。いやだ、いやだ、私は。そう思いながらまっすぐと出口へ走った。
幸い一本道な"奈落"だったが、出口までの長い道は15歳でも辛かった。もうすぐで出口…その時に恐怖があった。
後ろから怒りの様な、獲物を追いかける声があった。あと50m…30m…10m…だがモンスターが先に手を出そうとした。その瞬間が出た。
目の前から剣を振るう戦士がモンスターを蹴散らした。
それからは走馬灯のように日々が流れた。あの"奈落"は近くに寄った高Lv冒険者達によって出入口は封鎖、後に討伐パーティが組まれ消えていったらしい。彼女は孤児院に受け取られ、もう、あの日々に起きることは無いだろう…だが彼女は思った。
もう、あんなことは起こしたくない。だから、強くなる。
自分の様な過去を持つ人は世界中にいるだろう。だから救う。弟妹達に起きたことはもう起こしたくない。
平和を望む。本当の神様に祈って、すべての若い子達を助けるんだ。

履歴

2020/4/15 新規作成
経歴表A3-6「大きな挫折をしたことがある」A6-1「神の声を聞いたことがある」C5-2「5人以上の兄弟姉妹がいた」
冒険に出た理由1-2「奈落を滅ぼすため」
目標は「優雅な両手使い」

セッション履歴

収支履歴