旅団謹製の特別なタビットにんじん。おいしすぎて問題が多発したため、今ではごく僅かしか生産されていないが、その効果は強力そのもの。…ただしおいしさに溺れなければ、である。主動作を消費して齧ることで効果が発揮される。ただしタビットしかその恩恵を受けられない(デメリットも)。使用者は3時間の間、発動体無しで魔法が使えるようになり、このときの魔法行使判定で2dの代わりに1d+6を振ることが出来る。ただし、使用者はそのあまりのおいしさ故にわずかな間放心状態になり、1ラウンドの間、全ての行為判定に-2のペナルティがつく上、回避判定、生命抵抗力判定、精神抵抗力判定を求められた際に、その基準値を0として扱い、2dの代わりに1dを振って判定を行わなければならない(このとき、自動成功は発生しない)。加えて、使用者の次の手番開始時に、目標値20の精神抵抗力判定を行わなければならず、これに失敗したなら、あまりのおいしさに我慢できず、所持している他の兎印の特製強力タビットにんじんを齧ってしまう。当然これも主動作であり、さらにこの手番は使用者自身の操作を必要とする補助動作及び、宣言特技の宣言も行えない。判定に失敗したとき、自身が別の特製にんじんを所持しておらず、味方が特製にんじんを所持しているなら、そのキャラから特製にんじんを奪おうとする。この動作は、組み付きと同様であり、1ラウンドの間これを解除しなかったなら、そのキャラから特製にんじんを奪い取り、主動作を消費して齧る。味方の誰も特製にんじんを所持していないなら、特製にんじんを齧ることはないが、悲しみのあまり、やはり主動作及び自身の操作を必要とする補助動作、宣言特技の宣言を行えず、さらに60ラウンドの間全ての行為判定に-1のペナルティがつく。またこれらは、組み付きを解除された場合も同様に発生する。