容姿・経歴・その他メモ

代々続く御者の家系で5人兄弟の長男として生まれる。
両親とも人間ではあるが始祖がティエンスであり、先祖返りした形でティエンスとして生まれてくる。

父親は先祖代々続けている御者の仕事に誇りを持って仕事をしていたが、
所詮は御者の仕事なので家族(祖父、父、母、子供5人)を養っていくには厳しく貧しい生活を送っていた。

少しでも利益を出す様に顧客のニーズに応える新しい形の御者サービスをするべきと言う自分の考えと、
与えられた仕事を忠実にし続ける事が大事と考える父親とは事あるごとに対立する。

しかし、貧しいながらも人間同様に愛情を持って育て指導してくれた父親に感謝し、とても尊敬をしていた。
そのため大人になるまでは父親のやり方を尊重し、父親の仕事を懸命に手伝った。

そして15歳になり成人した日の夜に父親から
「お前のやりたい事、言いたい事も一理あるし、とてもよく分かっている。だが俺はこのやり方を変える事ができない。
　俺はお前ならこの仕事をもう一人でもやっていく事が出来ると思っている。だから独立しお前のやりたい様にやってみるか？」
と提案を受ける。

御者の仕事から自分が抜けると父親たちの仕事の負担が大変になる心配はあったが
自分のやりたい御者サービスへの思いと、
それが軌道に乗れば家族を楽にしてやれるかもしれないという気持ちから
その提案を感謝し、受け入れる事になる。

まず新しい御者サービスとして護衛も兼ねた御者サービスと
今まで街から街まで御者として移動した後、帰りは空で帰るかたまに人を少数乗せて帰るくらいだったが
空いた馬車や荷車にその街の名産や安くで買えるものを仕入れ
街の移動後に商品を売る事で少しでも利益を出す事業を計画する。

これまでの仕事柄多くの護衛に付く冒険者達と交流して来た事から、
冒険者として最低限必要な技術や知識を酒やサービスを提供しながらこっそりと教えてもらってきた。

そして各街の相場や様々な情報を仕入れられ、護衛を頼めそうな人材にも事欠かない冒険者ギルドに登録し
まずは実践経験を積むためと護衛任務が果たせるだけ強くなれる様に冒険者を目指すことになる。

セッション履歴

収支履歴