身長は180cm程度、体重は60kgと細身のシャドウ。
身体の至る所には大小様々な傷があり、特に背中〜腰にかけての鞭打ちや火傷痕が目立つ。かなり最近のものまであり、処置は適当にされているようだ。
左脇腹には「12」という数字が焼印されている。
繰り返しの嘔吐による食道の炎症、体内に蓄積された毒素、薬物の中毒症状を併発(キュアディジーズと回復魔法で中毒以外は完治)
固形物の摂取はまだ不可能なため、流動食やゼリー等で食事をする。
それなりに筋肉はあり、記憶を失う前は有名な冒険者だったのでは？と思える。
蘇生の痕跡やイレイスブランデッドの痕跡はなし。

PTSD、薬物の中毒症状、記憶のフラッシュバック？による錯乱、対人恐怖症あり。
少しは落ち着いているものの、夜中に突然錯乱状態に陥ることもある。サニティ等での正常化は可能。
中毒症状により腕や首を掻きむしる、泡を吹いて気絶する、手足の震えなどが見られる。
時折記憶がフラッシュバックしているようだがその度に錯乱し、終わる頃にはもう忘れてしまっている。
見知らぬ人(ホムラ、ジェラード、ゲオルグ以外)に対しての警戒心・恐怖心が強く人前に出ることは無い。

その身の技量では持て余すようなローゼンハーケン、そしてバトラースーツ。装飾品類は身につけてはいない。
発見されたときにそばにあったポーチの中には5点分の魔晶石が5個、壊れた通話のピアスが入っていた。通話のピアスについて聞いてもわかることはない。
武器や装備をとられることに対しては疑問はないが、通話のピアスをとられそうになると少し抵抗する。理由を聞いてもよくわからないとしか答えられない。説得したりすることで没収できる。

街を訪れ、神殿やその他ギルドだけではなく焔竜亭へ訪れるものが増えるだろう。皆一様に「シャドウの戦士を見なかったか」と問いかけてくる。これらはハルシカやランドール地方でも目撃されており、そして数件ほどシャドウの誘拐事件が増えた。
一度だけ、街の神殿を訪れた白髪の人族が焔竜亭にも報告される。身柄を引き受けたすぐあとに目撃された。その後二度と来ることはなかった。