自身は防御に専念し、同乗者が戦いやすくなるように騎獣を操ります。
騎手と騎獣は防護点が「+2」され、同乗者は命中力に「+1」のボーナス修正を得、与える物理・魔法ダメージを「+2」します。
この秘伝の宣言後、宣言者と騎獣が与える適応ダメージは「0」となります。

この秘伝を宣言する場合手番開始時にキャラクター(部位)を1体選びます。
自身と自身が騎乗している騎獣はその対象へ行う能動判定に「+知力B」点のボーナス修正を受けます。
ただし、この効果を適応する場合、それ以外の対象へ一切の利害を加えることはできません。
複数体を対象とする魔法や特殊能力は「対象:1体」「射程:接触」として処理し、トランプルや薙ぎ払い等複数体を攻撃しうる効果も一切の効果を上げることはありません。
これは敵味方問わずであり、唯一例外なのは自身と自身の騎獣の1部位のみです。
騎芸《獅子奮迅》や《八面六臂》などで騎獣が複数部位行動しうる場合でも対象へと関われるのは1つの部位に限ります。
また、リスクとして宣言してから10秒(1ラウンド)の間、あらゆる行動判定に「-4」のペナルティ修正を受けます。
よって、得られるボーナス修正も実質的に「知力B-4」点であることには注意してください。

騎手及びその騎獣が近接攻撃を行うたびに、その対象となったキャラクターは同乗者が行う武器攻撃の回避力判定に「-1」のペナルティ修正を受けます。
このペナルティ修正は重複し、同乗者が武器攻撃を命中させた場合、その手番終了時に即座に解除されます。