容姿・経歴・その他メモ

経歴：「罪を犯したことがある」「身体に傷跡がある」「監禁されたことがある」
冒険に出た理由：「他に生き方がなくて」

赤ん坊の頃に孤児として小さなシーン神殿に引き取られるも、そのシーン神殿は孤児を使って売春や物乞いをさせたり、奴隷売買の商品として扱い生計を立てている酷い環境だった。
その環境を当たり前として過ごすも、仲間の孤児の少女が司祭の気まぐれで殺められた時に、自分の中の何かの糸がぶつんと切れた。
気がつけば、そのシーン神殿で自分たちを使う側だった者たちを虐殺していた。こいつらの血も赤いんだなと他人事のように思ったことを今でも覚えている。
大量殺人事件の犯人として捕まるも、シーン神殿の悪事が明るみに出たこと、および彼がまだ成人していなかったことから、冒険者として人々のために奉仕活動をしなさいという判決のもとに釈放される。
この事件は『マクダウェルの惨劇』としてそれなりに有名である。

そんな凄惨な過去を持つ彼だが、冒険者としての彼はそんな過去を感じさせない明るい少年だ。
その笑顔が真実か偽りかは、誰にもわからない。恐らく、彼自身にも。

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