特殊能力

●全身

○限定精神効果有効

　この魔物は、この魔物による「▶基本呪歌」の効果を必ず受けなければなりません。

○四重奏(Quartet)

　この魔物が演奏する呪歌は、別種のものを4種まで重ねることができますこのキャラクターの呪歌とこのキャラクタ―以外の呪歌の効果範囲が重なった場合、この魔物による呪歌の達成値のうち、最も高いものを参照します。また、効果を発揮している呪歌の数だけ、「部位：指揮者」の回避力が+1されます。

○不協和音

　この魔物により継続されている呪歌の効果は「抵抗：必中」であるものと「抵抗：消滅」であるものの数が同数でなければなりません。何らかの条件でこれを無視した場合、この魔物による全ての呪歌の効果を解除し、1ラウンドの間[部位：楽器]は主動作を行えなくなります。ただし、HP0以上の[部位：楽器]が1つのみの場合、その限りではありません。

●指揮者

○☑魔法適正

　《マルチアクション》《魔法拡大すべて》《ダブルキャスト》《ルーンマスター》

○指揮適正

　《マルチアクション》において、近接攻撃の代わりに「▶ラルゴ(Largo)」か「▶アレグロ(Allegro)」が使用可能です。

▶操霊魔法14レベル/魔力20(27)

▶ラルゴ(Largo)

　10秒の間、[部位：楽器]が「抵抗：消滅」の呪歌を演奏する場合、その達成値を+4します。

▶アレグロ(Allegro)

　10秒の間、[部位：楽器]が「抵抗：必中」の呪歌を演奏する場合、その効果量を2倍にします。

●木管楽器/金管楽器/弦楽器/打楽器([部位：楽器]と総称します)

○TP=10点(瞬間達成値+6)

　各楽器に1つずつ付与されています。

○高潮する音色

　行った演奏判定の達成値を、そのまま「残響」として記録し、加算していきます。戦闘開始時は「0」点です。

○ソステヌート(sostenuto)

　[部位：楽器]が3部位以上残ってる場合、いずれかの部位は必ず呪歌を使用する必要があります。

▶基本呪歌10レベル/20(27)/半径100m

●木管楽器

○繊細な旋律

　この部位は「抵抗：消滅」の呪歌が使用不可能ですが、この部位が演奏する「抵抗：必中」の呪歌の効果を+1します。
　この効果は「▶アレグロ(Allegro)」による倍化の後に適用します。

▶【終律：蛇穴の苦痛】/20(27)/半減

　「残響」を「70」消費し、「対象：3体」に「K20[10]+20」点の呪い属性魔法ダメージ

●金管楽器

○金属製の楽器

　刃武器からクリティカルを受けません。

▶【終律：獣の咆哮】/20(27)/半減

　「残響」を「60」消費し、「対象：3体」に「K20[10]+20」点の衝撃属性魔法ダメージ

●弦楽器

○弾ける弦/必中

　この部位に対して、近接攻撃によりダメージを与えた場合、対象に受けたダメージの半分を物理ダメージとして反射します。ただし、適用ダメージは最大でも相手の「最大HPの半分」です。

▶【終律：水竜の轟】/20(27)/半減

　「残響」を「120」消費し、「対象：5体」に「K30[10]+20」点の水・氷かつ雷属性魔法ダメージ

●打楽器

○打撃に強い

　打撃武器から受ける物理ダメージは、常に-5点されます。

▶【終律：火竜の舞】/20(27)/半減

　「残響」を「120」消費し、「対象：5体」に「K30[10]+20」点の炎かつ風属性魔法ダメージ

●台座

○攻撃限界

　1ラウンド内に、同じ対象に対して攻撃できる[部位：台座]の数は、2つまでに限られます。

○攻撃障害=不可・不可

　[部位：指揮者]と[部位：楽器]は近接攻撃、遠隔攻撃の対象になりません。
　2部位以上の[部位：台座]のHPが0以下になった場合、この能力は失われます。

○魔法障害=不可

　この魔物を除いたキャラクターは、[部位：指揮者]と[部位：楽器]を魔法行使、または賦術【ディスペルニードル】で解除される効果すべての対象に取ることはできません。また、魔物データによる特殊能力についてもこの限りです。
　2部位以上の[部位：台座]のHPが0以下になった場合、この能力は失われます。