お雛
プレイヤー:みもり
最も美しいのは、妾じゃ
- 種族
- 人間
- 年齢
- 15
- 性別
- 女
- 種族特徴
- [剣の加護/運命変転]
- 生まれ
- 傭兵
- 信仰
- “不死の女王”ツァイデス
- ランク
- フランベルジュ
- 穢れ
- 技
- 7
- 体
- 10
- 心
- 4
- A
- 10
- B
- 6
- C
- 8
- D
- 7
- E
- 9
- F
- 6
- 成長
- 6
- 成長
- 4
- 成長
- 5
- 成長
- 1
- 成長
- 3
- 成長
- 2
- 器用度
- 23
- 敏捷度
- 17
- 筋力
- 23
- 生命力
- 18
- 知力
- 16
- 精神力
- 12
- 増強
- 2
- 増強
- 1
- 増強
- 2
- 増強
- 1
- 増強
- 増強
- 器用度
- 4
- 敏捷度
- 3
- 筋力
- 4
- 生命力
- 3
- 知力
- 2
- 精神力
- 2
- 生命抵抗力
- 10
- 精神抵抗力
- 9
- HP
- 40+30=70
- MP
- 12
- 冒険者レベル
- 7
経験点
- 使用
- 30,000
- 残り
- 1,770
- 総計
- 31,770
技能
- ファイター
- 7
- スカウト
- 7
- ウォーリーダー
- 6
戦闘特技
- 《鼓咆陣率追加Ⅱ》
- 《斬り返しⅡ》
- 《頑強》
- 《薙ぎ払いⅠ》
- 《タフネス》
- 《トレジャーハント》
- 《ファストアクション》
鼓咆/陣率
- 【神展の構え】
- 【怒涛の攻陣Ⅱ:旋風】
- 【陣率:慮外なる烈撃Ⅰ】
- 【陣率:軍師の知略】
- 【陣率:慮外なる烈撃Ⅱ】
- 【怒涛の攻陣Ⅲ:轟炎】
- 【流麗なる俊陣Ⅱ】
- 【】
判定パッケージ
スカウト技能レベル7 | 技巧 | 11 | |
---|---|---|---|
運動 | 10 | ||
観察 | 9 | ||
ウォーリーダー技能レベル6 | 先制 | 9 | |
先制(知) | +1= | 9 |
- 魔物知識
- 0
- 先制力
- 10
- 制限移動
- 3 m
- 移動力
- 18+5=23 m
- 全力移動
- 69 m
言語
会話 | 読文 | |
---|---|---|
交易共通語 | ○ | ○ |
技能・特技 | 必筋 上限 | 命中力 | C値 | 追加D | |
---|---|---|---|---|---|
ファイター技能レベル7 | 25 | 11 | ― | ― | 11 |
武器 | 用法 | 必筋 | 命中力 | 威力 | C値 | 追加D | 専用 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ロングスピア | 2H | 20 | 11 | 30 | 10 | 11 |
技能・特技 | 必筋 上限 | 回避力 | 防護点 |
---|---|---|---|
ファイター技能レベル7 | 25 | 10 | ― |
防具 | 必筋 | 回避力 | 防護点 | 専用 | 備考 | |
---|---|---|---|---|---|---|
鎧 | ドントレシアの堅忍鎧 | 20 | 6 | 物理ダメージを受けるたびに防護点+2 | ||
他 | ブラックベルト | 1 | ||||
合計: すべて | 10 | 7 |
装飾品 | 専用 | 効果 | |
---|---|---|---|
頭 | スマルティエのヘッドバンド | 効果なし | |
耳 | 蝙蝠の耳飾り | 見えない状態でも行動できる | |
首 | スマルティエの銀鈴 | 効果なし | |
右手 | スマルティエの怪力の腕輪 | +2 壊せません | |
左手 | 宗匠の腕輪 | +2/+14 | |
腰 | ブラックベルト | 防護点+1 | |
足 | 韋駄天ブーツ | 移動力+5 | |
他 | 巧みの指輪 | +1/+13 | |
┗ | 俊足の指輪 | +1/+13 |
- 所持金
- 14,255 G
- 預金/借金
- 0 G / 0 G
所持品
冒険者セット
受益者のシンボル
月光の魔符(精神抵抗+1)
陽光の魔符(生命抵抗+1)
※俊足の指輪を使ったのち、ダイスから譲り受ける
- 名誉点
- 54
- ランク
- フランベルジュ
名誉アイテム
点数 | |
---|---|
冒険者ランク | 300 |
戦旗章 | 0 |
容姿・経歴・その他メモ
お雛について
真紅の着物を纏い、ぬばたまの長髪がその白磁の肌を染め上げる。
「妾はお雛と申す。」
可憐に微笑みながら手をつき頭を下げる、その姿勢は品行方正そのものであり、良家の出であることを疑う者はいないだろう。
しかし、その微笑みの裏にある深淵に気付ける者は、果たして幾人いるだろうか。
ダイス
経歴
3−4 忘れられないほど美味しいものを知っている
2−4 家族に異種族がいる(不採用)
6−2 1箇所に5日以上滞在したことがない
旅たちの理由
6−6 平和を求めて
童話ー真紅ー(怪文書)
ー昔々、あるところに意地悪な母君と2人の姉様に虐げられている、灰かぶりの少女がおりました。
少女は姉様たちの部屋を掃除しながら、飾られている1体の市松人形を見遣りました。
ぬばたまの髪、椿が咲き誇ったかのような着物、そして陶器のように美しい顔。
「ああ、私もこの子のように美しければ…」
ある時掃除をせずにこっそりと人形を眺めていたことが明るみになってしまった少女は、より湿った寒い暗闇へと閉じ込められてしまいます。
「あんな子が触った人形なんて、とてもじゃないけど持っていられないわ!」
持ち主であった姉様は、そのふくよかな腕に人形を抱えるとそのまま森の中へと捨ててしまいました。
しかし人形は人形です。そこに感情などはありません。
雨が降り風が吹き、照りつける太陽の中、そこでじっと動かずにおりました。
「…あらなんて素敵な人形なのかしら」
そこへ偶然通りかかった1人の女性が人形を拾いました。
美しい成りとは裏腹に、出鱈目に切られた肩口の金髪を揺らし、はち切れそうな服を気にしないかのように軽い足取りでその人形を抱えます。女性はうっとりとした目で人形の髪を梳き、その目はまるでかつて自分にもそのような美しい髪があったかのような触れ方でした。
「早速素敵なお友達ができたわね」既に繊維が切れかけている膨らんだ下腹部の上から、語りかけるようにそう呟きます。
それから彼女は人形をこれ以上にないほどまで慈しみ、そして人形には2人の友人ができた…かのように見えました。
「わたくしよりもお母様に愛されている人形なんて要らないわ!」
ある日友人の1人が人形を地面に叩きつけた。丁寧に作り上げられた人形であるが、まだ幼い童の力では罅すら入りません。
「…やめようよ、かわいそうだよ」
もう1人の友人は少し怯えたような目で片割れに告げます。
「何よ! あんたもお母様から可愛がられてるからって、偉そうに!」
「そんなことないよ。僕たちはお母様から十分愛してもらっているじゃないか」
目の前に放り投げられている“友人“をよそに、2人は口論し始めました。
そんな日々が続いたある日、大きくなった友人は人形を手に取り、いつも帰る方向とは逆の方角へと歩き出します。
「…もう私たちもすっかり大人よ。こんな人形を持っていたら、恥ずかしくってありゃしないわ」
人形はめまいがしそうなほど揺らされ、それでも降ろされることはなくその腕に抱かれ続けていました。
そして大きな滝の近くにたどり着くと、人形はいきなり足場を失いました。
最後に人形として見た光景は、なんの感情も抱いていない友人と、白くて青い膜で覆われた世界。
しかし人形は人形です。そこに感情などはありません。
激流に流され、大きな岩にぶつかり白い手首がひしゃげても、そこでじっと動かずにいる…はずでした。
「…たぃ…」
どこからともなくその声は聞こえました。
聞きなれない声に人形は戸惑いました。そして戸惑っているということに戸惑いました。
たった今ぶつかり、折れた白い百合のようで、普通ではありえぬ方向に曲がったその手首は、確かに猛烈な熱を帯びていました。
そしてその頬にぶつかる激流は、ただ刺さるように冷たい、初めての感覚でした。
「まあ大変! 素敵な人形があそこの岩に流されているわ!」
凛とした声が届き、そしてまた人形は拾い上げられたのです。
そこにはまるで、かつて珠玉の人形と評されたその手元にある人形と瓜二つの、美しい女性が人形を見つめていました。
「手首もひしゃげてしまって、これはいけないわ! どなたかの大切なものかも知れないし、早く修理しましょ!」
そのまま見たことがないほど大きな宮殿に連れて行かれた人形は、様々な器具と火花による拷問を受けました。その行為が自分を直すためのものであるということを、人形は知りません。しかし痛覚が生じた今、皮を剥がされ、骨をペンチで摘まれ、あるはずのない神経を熱で焼かれる感覚は、それは悍ましいものであり、その女性を恨むには充分すぎる行いでした。
意識という器がない人形に、どうして意識を閉ざすことができましょう。
全ての“人形実験“の後、嬉しそうに微笑み抱き抱える女性をひどく恨みました。
「ねえ見て、こんなにも素敵になったのよお母様」
お母様と呼ばれた女性の向こうには1枚の鏡がありました。その鏡は真実を語る鏡であり、また同時に事実を騙る鏡でもあります。
そこに映されていたのは、1体の人形。大きさは人形と同じくらいの背丈で、同じような真紅の着物を装っています。
しかし圧倒的に違うところは、細かく刻まれた罅に覆われた顔、そしてあらぬ方向へとちぎれた黒髪でした。
「…そんなものは捨ててきなさい」
美しい姿勢で佇む“お母様“は女性に向かって言いました。
「いやよ。私はこの子が好き。どこか一緒にいると落ち着くの」
するとその鏡に映された人形のすぐ横に、拾い上げた時と同じくらい満面の笑みを浮かべた、“自分とそっくりなはずの女性“が映っていたのです。
ギャアアアアア
それはこの世では聞いてはならない悍ましい断末魔でした。
あれほど美しかった人形、国宝になるのではともてはやされた主の手の中、それは全てを隣の女性に盗まれてしまった、その絶望は計り知れないものでした。
人形は到底意思を持って動かすことができないはずの腕を引き上げ、その小さな指で抱き上げた女性の目を抉り出すのです。
ああ、ああ、恨めしい…恨めしいことよ…
そなたが一番であってはならない…
最もこの世界で美しいのは、妾じゃ…
一連の騒動で人形は呪いの人形とされ、気が遠くなるほどの激痛を伴いながら関節という関節を外され、恨みも消えるかのような痛ましい細分化のあと、大量の油が塗られた棒に全ての部位を括られ、下から上まで灰になるまで燃やされました。
跡形もなく消え失せたその庭園にひとときの安らぎが訪れた後、人形を拾った女性をりんごで殺めた“お母様“の元にやってきた新しい召使いの女性は、召使いにはあるまじき真紅の着物を見に纏い、ぬばたまの長髪を垂れ、白磁のように磨かれた肌はその瞳を一層引き立て、それはそれはあの時の人形にそっくりだった…とか。
「ご機嫌麗しゅうございます、奥様。初にお目にかかります、妾の名は…」
にこりと可憐に微笑んだ後に、その口から発せられた名前は、“お母様“がりんごで殺めたあの女性と全く同じ名前でした…とさ。
裏話
○美への追求心と執着だけは異様に強く、特に“光り物“には目がない
○本来は快楽殺人的なところがあったが、様々な痛みを経験したせいか、実はめっそう相手の苦しむ表情に弱くなった、特に子ども
○高飛車なことを言っているが、構われないと拗ねて泣く
○ブスなどと言われようものなら相手を殺さんばかりの勢いだが、一発スピアで殴るだけで実は夜な夜なこっそり泣いているらしい
○正しくは“オヒナ“だが、どこかで偶然見かけた同じ発音をするこの“お雛“という文字の造形が気に入った。
◯信仰対象が通常では受け入れ難いということは理解しているため、人に話す時は「無信仰」を貫いている。
セッション履歴
No. | 日付 | タイトル | 経験点 | ガメル | 名誉点 | 成長 | GM | 参加者 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
キャラクター作成 | 28,00030,000 |
300
| 器用×5 | 敏捷×4 筋力×4 生命×1 知力×2 精神×2
|
| | ||
1 | 2022/12/11 | 魔動銀行強盗団 力が・・・勝手に・・・1 | 3,77013,075 |
54
| 器用 | 筋力 知力 しもうさ
| ノータリ/ジオン公国ダイス/FGワーリー/黒鈴
| |
取得総計 | 31,770 | 43,075 | 354 | 21 |
収支履歴
ロングスピア ::-220
戦旗章 ::-2000
ドントシアの堅忍鎧 ::-12700
冒険者セット ::-100
髪飾り ::-100
蝙蝠の耳飾り ::-3500
ブラックベルト ::-3000
韋駄天ブーツ ::-2000
スマルティエの銀鈴 ::-7500/10+25
スマルティエのヘッドバンド ::-6000/10+25
スマルティエ怪力の腕輪 ::-900
宗匠の腕輪 ::-1000
巧みの指輪 ::-500
俊足の指輪 ::-500
月光の魔符 ::-500
陽光の魔符 ::-500