容姿・経歴・その他メモ

ある日少年はおつかいの途中ふたごの弟ポルックスと山で迷子になってしまう。
蛮族や危険な動物がいない地域とはいえ、二人の少年の震える手を繋がせるには充分過ぎた｡
夜の闇に彷徨ううちに二人は突然周囲の景色が変わっていたことに気が付いた。目の前に現れたのは巨大な魔神｡涙も枯れて放心状態の弟を泣きながらかばう兄。
すると小さな兄弟を囲むように豪風が吹き荒れ真紅のドラゴンに乗った全身鎧の竜人の剣士が現れ、魔神の周りを嵐のように上昇し魔神の額の赤い核を突いた。すると世界は崩壊を始め、二人は意識を失ってしまった。

目が覚めると村に向かう馬車の上｡見知った御者が言うには迷子になって泣きじゃくって疲れ道の脇で眠ってしまったのだろうとのことだ。二人が見た光景を説明しても恐ろしい夢を見たのだろうとまともに取り合ってもくれない。しかし二人はたしかに見た。嵐の竜に乗り魔神を倒した竜の剣士を。二人は誓った。彼らのように強くなることを。

兄カストルは臆病な弟を村において旅に出た。冒険者になって夢を叶えるために…

賢く現実的な弟は、優秀なライダーになってドラゴンに乗るんだと言う｡
夢見がちで⑨な兄は、最強の剣士になってドラゴンになるんだ？と言う｡

修行を重ねてドラゴンの尻尾を生やせるようになった。

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