〇生まれた環境:母殺し
頭の角で、人族の母の腹を裂いて生まれた。それを気に入り、仲間として育てられた。だが、きみがミノタウロスを仲間と思うことはなかった。
〇ハプニング表
5歳の頃:成すこと全てがうまくいった
9歳の頃:重度の犯罪で投獄されたことがある

〇秘密の情景
誰かを殺した

〇冒険に出た理由
故郷を滅ぼされたので

〇ヴァグランツになった理由
居場所を滅ぼされたので

〇信条
欲望(肯定)

〇執着
一番手でありたい

種族:ウィークリング(ミノタウロス)
上昇能力値:筋力値+3
弱点:魔法ダメージ+2
特徴
・暗視[暗闇でも昼間と同じようにものが見える]
・剛腕[(用法:2H)の武器を用いて近接攻撃を行う場合、追加ダメージが＋2点される]

彼女は剛欲であった。
生みの親は生まれる際に亡くなった、だがこれに対しては多少の申し訳なさ有れど深く考えることはなかった。
それよりも、周囲のミノタウロスや同族の成長の速さや力自慢を見て、自身の力を試したくなっていた。
ただ、正面から戦えば敵わないことは明白なことはわかっていた彼女は、闇討ちに出た。
休む同族たちの頭を一撃で砕き回って、故郷を自らの手で滅ぼしたのだ。
興味のない人族を除く全てを亡き者にし、彼女は悠々と旅に出た。

暫くして、仮にもミノタウロスであった彼女は、ある地域の虐殺や母体として人族を拉致した疑惑として適当な宿で休んでいる最中に捕らえられ投獄される。
幸い、人族の生存者のお陰で「ある種」英雄扱いされ解放されたが、彼女にとって一族郎党の重罪は心地よかったらしい。

彼女は今日も、その罪を誇らしげに胸に秘めて剛欲に生きる。