容姿・経歴・その他メモ

見た目は17歳の頃のままで止まっている
機械の体ではあるが、遠目に見る限りはほぼ人間

履歴

　とある伝説的な冒険者と浅からぬ縁があるらしく、その冒険者を超えることで自身の存在意義を証明することを目指していた若き天才冒険者…だったらしい。らしいというのは彼女は現在名前以外の記憶がなく、大まかな経歴も彼女のパーティメンバーを名乗る者から聞いたものだ。ある日何かの事故に巻き込まれて死亡し、かと思いきや全身を機械の体に変えていつのまにか甦っていた。
　本来1丁だけで使うロングバレルを一度に3丁操り、それによる制圧力は他の追随を許さない。強大な魔力と共に放たれる弾丸は、一発一発が戦略級の破壊力。それは竜の息吹にも例えられ、"三ツ首火竜"(トリプルファイア)という彼女の異名の由来となっている。その火竜が放つ破滅の吐息が、あらゆる敵を粉砕する。
　口数は少なめで感情の起伏に乏しいが、これは機械化によるものではなく元々こんな感じ。むしろ生前は使命に追われてストイックになっており、その頃に比べればむしろマイルドになっていると言ってもいい。よくよく言動を聞けばノリは良く、元は人間だったという自覚が薄いことも理由にあるのかもしれないが、自身の機械の体についてはカッコいいと思っている節があり、やたらロボットっぽいムーブにこだわっている。度々放つメカジョークなる微妙な出来のジョークもその一つ。また中二チックなところがあり、いちいち必殺技名などを付けたがったり、自身や他人の異名にカッコよさを見出したりと、結構残念なところが目立つ。

「すれ違う人達は、身に覚えのない『私』の数々の偉業を褒め称える。まあ正直悪い気はしないのですが、それでも戸惑いはします。それに、自分は何か大事な目標があったはずなのに、それを思い出すことが出来ない。…迷宮に潜れば思い出せるんですかね？ウジウジ考えてもしょうがないですし、戦い方は実戦で思い出していきましょうか。」
「ぴぴぴ…。深刻なエネルギー不足に陥りました。直ちに燃料の補給をしてください。…これはメカジョークというやつです。気にしないでください。」

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