特殊能力

●全て

[常]異なる理

「部位：本体」の適用ダメージは全て半減されます。

●本体

[主]召異魔法/レベル7/魔力9(16)

[常][宣][主]魔法適正

　戦闘特技《魔法拡大/すべて》《ターゲティング》《ワードブレイク》《魔力撃=+8》を習得しています。

[主]"門"を開く

　空間が裂け、そこから魔神が顕れ、ごく短時間のみ活動します。
　魔神は「1d4+4」レベルに当てはまるものを選び、その魔神の魔神行動表にある行動を1回だけ行います。行動は1d6を振って決めるか、1dの結果が2だったとして行動をさせるかいずれかを選ぶことができます。行動直後、魔神は送り返されます。
　この能力では通常の魔神の使役時と同様に術者がかかっている魔法が適用されます。また、この能力は通常の魔神の召喚とは異なり、召喚時、送還時には供物は不要であり、召喚、行動のキャンセルによるMPの消費はなく、送還によるMPの還元もありません。

[常][主]書き換える/必中

「気に食わないのは…変えちゃうんだよっ」
　子供が癇癪を起して物を壊すかのように、彼女は事実をなかったことにします。この能力には3つの効果があります。
Ⅰ：主動作を使用することで、このエネミーに付与されている効果を達成値の比べ合いをせず、全て解除します。また転倒や視界が見えないなど自身に適用されている不利益と判断できる状態を全てなかったことにすることができます。
Ⅱ：1Rに1度、誰かが2dを振った場合、その出目を7に変更します。
Ⅲ：1Rに1度、HPが0以下となった「部位：光の環」「部位：本体」以外の部位を一つ選び、HPの最大値を半減させることで、HPの最大値まで回復させます。Ⅲの効果は「部位：本体」のHPが半分以下の場合、この能力で選べる部位を二つにまで増やせます。

[主]書き加える

「ボクが本気を出せばこんなの…！こんなの！！！」
　自身の存在に書き加えます。
「部位：本体」に『○二回行動』『○宣言回数=2回』、戦闘特技《マルチアクション》《魔法制御》のいずれか一つを書き加え、習得していたものとして扱います。また、いずれかを選択せずに、書き加えることができる能力ができる能力を増やすことができます。書き加えることができる能力は基本ルルブⅠⅡⅢに掲載されている戦闘特技のみで、このエネミーの魔物レベル以下で習得可能で考えられるもの限ります。
　また、この能力は本体のHPが半分以下である時しか使用できず、使用した場合、『部位：本体』の手番は終了します。

●羽

[常]鳴りやまぬ羽音/必中

「射程：自身」「対象：1エリア(半径5m）/すべて」に対して耳障りな羽音を立ています。対象にいるキャラクターの命中力判定と回避力判定に-1のペナルティ修正が加わります。この効果は精神効果属性です。
「部位：いびつな羽」がいずれかひとつ、HPが0以下となった場合、この能力は失われます。

[常]連打

「部位：いびつな羽」が命中判定を行い、攻撃が当たらなかった場合、次の命中力判定に+1のボーナス修正を与え、命中時の打撃点決定の2dの出目を1上昇させます。この能力は「部位：いびつな羽」の命中力判定が失敗するたびに累積し、最大3回まで累積します。また、「部位：いびつな羽」同士でこの効果は共有され、片方の羽の攻撃が失敗した場合、もう片方の羽にも効果が適用されます。また命中力判定に成功し、攻撃に成功した場合、ボーナス修正はリセットされます。

[常]痛恨撃

　打撃点決定の2dが12以上だった場合、打撃点をさらに「+12」点します。

[主]羽ばたかせる

　羽を羽ばたかせることによってより高速的に動きます。
　3Rの間、全ての「部位：いびつな羽」に【ヘイスト】と同様の効果を付与します。　

●救済の魔眼/断罪の魔眼

[主]見つめる/必中

「対象：1体」「射程/形状：1(10m)/射撃」で対象を見つめます。救済の魔眼が使用すると、HPの現在値に2dの確定ダメージを与え、断罪の魔眼が使用するとMPの現在値に「2d」点の確定ダメージを与えます。

[主]「断罪ビームっ！」/10(17)/精神抵抗/半減

　両目の魔眼から「射程/形状：2(20m)/貫通」で対象に「2d+6」の純エネルギー属性の魔法ダメージを与えます。この能力は連続した手番には使用できず、この能力を使用した場合、「部位：救済の魔眼」「部位：断罪の魔眼」の手番は終了します。また、この能力を使用するには「部位：救済の魔眼」と「部位：断罪の魔眼」の手番が終了していない状態でなければなりません。

●救済の魔眼

[補]「救ってあげる～」/必中

　命中力判定、回避力判定、精神抵抗判定、生命抵抗判定のいずれかを宣言します。「射程：自身」「対象：1エリア(半径10m)/すべて」で宣言した判定に加わっている修正が-3以下のキャラクターがいた場合、このエネミーのいずれかの部位を一つ選び、1Rの間、任意の魔法使い技能の魔力+2、命中力判定に+2の修正、もしくは打撃点に+10点の修正を加えます。
　このときマイナス修正は外部のキャラクターによってもたらされたマイナス修正の効果や必要筋力の超過などで発生するマイナス修正などで判断します。
　この能力は1Rに1度しか使用できず、この能力を使用したラウンドは「出る杭を打て」を使用することはできません。

●断罪の魔眼

[補]「出る杭を打て」/必中

　命中力判定、回避力判定、精神抵抗判定、生命抵抗判定のいずれかを宣言します。「射程：自身」「対象：1エリア(半径10m)/すべて」で宣言した判定に加わっている修正が+4以上のキャラクターがいた場合、回避力、精神抵抗、生命抵抗のいずれか一つを選び、先ほどの条件を満たした全てキャラクターは1Rの間、回避判定を選んだ場合-4のマイナス修正、生命、精神抵抗を選んだ場合、-2のマイナス修正を加えます。
　このとき+4以上の修正とは、その判定に対してボーナス修正を与える効果（キャッツアイ、ガゼルフット、回避行動）や、その判定に用いる能力自体を上昇させる効果(ブレスやケンタウロスレッグ)などを含みます。ただし、+4以上の修正に当てはまらないものとして、武器の命中補正、盾や鎧の回避修正、特定の属性に対しての精神・生命抵抗(メディテーション、アンチボディ）などは除きます。ただし武器や道具の特殊能力によって命中や回避が上昇する場合、それは+4の修正とカウントします。
　この能力は1Rに1度しか使用できず、この能力を使用したラウンドは「救ってあげる～」を使用することはできません。

●光の環

[常]「絶対的防御っ！」

「部位；本体」の適用ダメージが半分になります。この際、『○異なる理』も適用され実質的に軽減は1/4となります。

[常]断罪の光

「部位：光の環」の攻撃は「射程/形状：1(10m)/貫通」の純エネルギー属性の魔法ダメージとして扱われます。