マーナガルム(ヤミオオカミ)
- 知能
- 高い
- 知覚
- 五感(暗視)
- 反応
- 中立
- 言語
- 汎用蛮族語、魔法文明語
- 生息地
- 闇の森、山岳
- 知名度/弱点値
- 19/25
- 弱点
- 物理ダメージ+2点
- 先制値
- 23
- 移動速度
- 20
- 生命抵抗力
- 24 (31)
- 精神抵抗力
- 24 (31)
攻撃方法(部位) | 命中力 | 打撃点 | 回避力 | 防護点 | HP | MP |
---|---|---|---|---|---|---|
牙(頭部) | 23 (30) | 2d+21 | 24 (31) | 17 | 230 | 150 |
鉤爪(胴体) | 24 (31) | 2d+19 | 28 (35) | 19 | 250 | 132 |
なし(心臓) | ― | ― | ― | - | 30 | 500 |
- 部位数
- 3(頭部/胴体)
- コア部位
- 心臓
特殊能力
●全身
○通常武器無効
≫△影飛び
影から影へと飛び込み、影海の中に身を潜める能力。
自身から「射程/形状:1(半径15m)/起点指定」の範囲にいる「対象:1体」の位置へ即座にできます。移動できるキャラクターの陣営は関係なく、範囲内なら、例外なくこの能力の対象になります。
○銀狼
月光を浴びると、その毛皮が白く輝き、魔力を増す。
全ての部位は、月の光を浴びられる時間、夜の20時から朝の4時までに野外にいると、1ラウンド(10秒)の度に、MPを自動で「10」点回復させます。更に、この効果でMPが回復したなら、そのラウンドの間、打撃点を+6、命中力・回避力+4します。
○狩人の悪知恵
頭と勘が冴えていなければ、狩猟者はつとまらない。
この魔物と敵対する陣営の全てのキャラクターは、戦闘準備段階での「先制・魔物知識判定」にー4のペナルティ修正を受けます。
●頭部
▶真語魔法、操霊魔法15レベル/魔力20(27)
○☑魔法適正
戦闘特技《マルチアクション》《ターゲッティング》《魔法収束》《魔法拡大すべて》《ルーンマスター》を習得しています。
▶咆哮/24(31)/精神抵抗力/消滅
オオカミの声や言葉は、あまねくものを戦慄させる。
自身の咆哮により「射程/形状:全エリア(半径60m)/ー」で、範囲内に居る全てのキャラクターは、咆哮を聞いた直後に精神抵抗力判定を行い、失敗すれば、次に自身の手番まで、全ての行動判定にー4のペナルティ修正を受けます。
この効果は精神効果属性です。
○ぺろり
大きな口で呑み込む。食欲を我慢できるなら、人を安全に隠しておくこともできる。
牙が命中した場合、対象は魔物の口に呑み込まれます。この魔物が対象を呑み込んだなら、対象は移動ができなくなり、命中力・回避力判定にー4のペナルティ修正を負います。また、次の手番からこの魔物は自動的に「2d+20」点の物理ダメージを対象に与えます。
この魔物が同時に吞み込めるキャラクターは1体までです。また、この魔物がキャラクターを呑み込んだ場合、牙での攻撃が不可能になります。
呑み込まれたキャラクターが脱出を試みるときには、この魔物との達成値の比べ合いを行います。この魔物の「生命抵抗力」と、脱出を試みるキャラクターの「冒険者レベル+筋力ボーナス」との比べ合いを行い、脱出するキャラクターが、この魔物の達成値以上の達成値を出したなら、その手番から呑み込みから解除されます。この脱出を試みる行動は主動作です。脱出した後はすでに主動作を終了したものとします。もし脱出するキャラクターが冒険者レベルを参照できない、魔物などであるなら、その魔物の「生命抵抗力」で代用できます。
●胴体
○攻撃障害=不可、なし
鋼のように硬くしなやかな銀の毛皮が攻撃を防ぎ、強力な魔力が魔法を弾きます。
[部位:心臓]は攻撃の対象になりません。
[部位:胴体]のHPが0以下となった場合、この能力は失われます。
○2回行動
1ラウンドに主動作を2回行えます。
○☑近接適正
戦闘特技《バトルマスター》《斬り返しⅡ》《全力攻撃Ⅲ》《薙ぎ払いⅡ》を習得しています。ただし、《斬り返しⅡ》は[用法:2H]の武器でなく、鉤爪でも行えるものとします。
▶ワードブレイク
戦闘特技《ワードブレイク》
●心臓
☑月喰らい
月光を喰らうことで、月齢を変え、時を操る。
この魔物がウルシラ地方の、とある場所にいて、満月の夜の12時に月光のもとで心から願うことで発動します。
この魔物が望むように時間を進めたり戻したりできます。この能力で時の変動を起こしたあと、それを憶えているのはこの魔物だけです。
戦利品
- 自動
- 魂削る牙(不明/カード化不可)
- 自動
- 影刻む爪(不明/カード化不可)
- 2~10
- なし
- 11~
- 月の心(不明/カード化不可)
解説
世界の外側に広がる闇の森に棲む、人を喰らう不老不死の存在です。頭から尻尾の先まではおおよそ6mほど、脚から頭部までは4mほどの大きさです。その全身は白銀色に輝き、瞳は月明かりの中で赤く光ります。世界の理を変えるほどの魔力を持ち、一部の地方では神として畏れ崇められています。
何も食べずとも永遠に生き続けられますが、人の魂を喰らい奪うことができます。なぜヤミオオカミが人の魂を喰らうのかは、彼らが持つ偽物の魂が関係しているとされています。ヤミオオカミは、かつて“始祖神”ライフォスにより世界から追放され、魂を奪われてしまいましたが、偽物の魂を自ら作り出すことで世界に残ることができました。そのため、人族の持つ真の穢れ無き魂を求めて、喰らうのだと伝わっています。
さらに、彼らは契約を重んじます。約束事や誠実な行いは、彼らの魂を浄化し、穢れを払うとされているからです。そのため、彼らと交わした契約は決して違えてはならず、その対価は絶対に渡さなければなりません。対価として求められるのは、多くが人族の魂ですが、時には心臓や、思い出、身体を奪い喰らう個体もいます。
ヤミオオカミは、神起文明時代以前から存在しています。とてつもなく永い時間と歴史を生き、その全てを目撃していますが、その気まぐれな性格から憶える価値の無い記憶はほとんど思い出せません。ですが、自身と他者との契約を忘れることは無く、契約を書物として保管する個体も存在します。