【スフバール鉄鎖棍術】
(ウルシラ地方)- 入門条件
- 50名誉点
アルフレイム大陸北東部に位置するウルシラ地方に、スフバール聖鉄鎖公国(『Ⅲ』293頁)という旧ルセア王国の元従属国があります。スフバール聖鉄鎖公国は、魔神に制圧された地、ザムスカ地方にほぼ隣接しているため、魔神軍の侵攻に備えている防人の国です。そのため、大陸でも比肩する者がないほど手練れの戦士や騎士が多く存在します。魔神と戦うために、特別なアビス強化の秘宝が伝えられるこの国では、アビス強化の武具に代表されるように、大きなリスクを冒してでも敵を斃すことを優先してきたため、この国の戦士や騎士が編み出す戦技もまたハイリスクハイリターンの傾向にあります。【スフバール鉄鎖棍術】もそのひとつで、リスクを承知で敵を粉砕するための流派です。その技は、スフバールを訪れた冒険者などにより大陸各地に広がり、今ではどこでも50名誉点で入門可能です。
流派装備
このアイテムは、「部位:その他」に装備することはできません。
〈きれいな幻獣の皮〉と〈極上のワニ皮〉で作られたコルセットで、強い遠心力を受けても身体の重心を安定させる効果があります。このコルセットを装備したキャラクターは、《凶星回天破》《巨星回天破》《極星回天破》のいずれかを宣言した際の命中力判定に+1のボーナス修正を得ます。
このアイテムは、〈多機能**ベルト〉で追加装備することはできません。
名称 | 知名度 | カテゴリ | 価格 | 概要 |
---|---|---|---|---|
重心コルセット | 17 | 装飾品:腰 | 9,000 +50名誉点 | 《**回天破》の命中力判定+1 |
秘伝
《遊星迂陀打(ゆうせいうだだ)》
- 必要名誉点
- 20
- タイプ
- 独自宣言型
- 前提
- なし
- 限定条件
- 〈フレイル〉
- 使用
- ファイターorフェンサーorバトルダンサー技能
- 適用
- 1回の近接攻撃
- リスク
- 《かばう》宣言者の攻撃 に対し回避力判定-2
- 概要
- 《かばう》を宣言しているキャラクターを避けて対象を攻撃する
- 効果
この秘伝は、カテゴリ〈フレイル〉の武器で近接攻撃を行うときに宣言し、その攻撃1回に有効です。複数を同時に攻撃するときには、宣言できません。攻撃したい対象(A)が、《かばう》で別のキャラクター(B)に守られているとき、そのキャラクター(B)の懐に飛び込み、〈フレイル〉の特性を活かして、かばっているキャラクター(B)を避けて対象(A)を攻撃します。リスクとして、《かばう》を宣言しているキャラクター(B)からの攻撃に対し、回避力判定に-2のペナルティ修正を受けます。この秘伝による攻撃は、《かばう》の回数にカウントされません。
《凶星回天破(きょうせいかいてんは)》
- 必要名誉点
- 30
- タイプ
- 《必殺攻撃Ⅰ》変化型
- 前提
- なし
- 限定条件
- 〈フレイル〉
- 使用
- ファイターorフェンサーorバトルダンサー技能
- 適用
- 1回の近接攻撃
- リスク
- 回避力判定-4
- 概要
- 命中力判定-1、近接攻撃時の威力表参照の出目+2
- 効果
この秘伝は、カテゴリ〈フレイル〉の武器で近接攻撃を行うときに宣言し、その攻撃1回に有効です。全身を使って、〈フレイル〉の先端を通常より大きく勢い良く回転させることで、破壊力を上げます。《必殺攻撃Ⅰ》と同様の効果ですが、命中力判定に-1のペナルティ修正を受けた上で、威力表参照の出目修正が「+2」となり、リスクの回避力判定へのペナルティ修正が-4となります。
《巨星回天破(きょせいかいてんは)》
- 必要名誉点
- 50
- タイプ
- 《必殺攻撃Ⅱ》変化型
- 前提
- 《凶星回天破》
- 限定条件
- 〈フレイル〉
- 使用
- ファイターorフェンサーorバトルダンサー技能
- 適用
- 1回の近接攻撃
- リスク
- 回避力判定-3
- 概要
- 命中力判定-1、近接攻撃時の威力表参照の出目+2
- 効果
この秘伝は、カテゴリ〈フレイル〉の武器で近接攻撃を行うときに宣言し、その攻撃1回に有効です。《凶星回天破》と同様ですが、リスクとして発生する回避力判定へのペナルティ修正が-3に軽減されています。
《極星回天破(きょくせいかいてんは)》
- 必要名誉点
- 70
- タイプ
- 《必殺攻撃Ⅲ》変化型
- 前提
- 《巨星回天破》
- 限定条件
- 〈フレイル〉
- 使用
- フェンサーorバトルダンサー技能
- 適用
- 1回の近接攻撃
- リスク
- 回避力判定-2
- 概要
- 命中力判定-1、近接攻撃時の威力表参照の出目+2、クリティカル無効能力無視
- 効果
この秘伝は、カテゴリ〈フレイル〉の武器で近接攻撃を行うときに宣言し、その攻撃1回に有効です。《凶星回天破》と同様ですが、対象が持つクリティカル無効系やクリティカル値悪化系の能力を全て無視します。加えて、リスクとして発生する回避力判定へのペナルティ修正が-2に軽減されています。