容姿・経歴・その他メモ

〇容姿
エマニュエル・ナナシ
年齢 10(起動から10年目)
性別 女
身長 159
体重 54
髪の色 若葉の緑から、透き通った湖の水色へのグラデーション
瞳の色 ミモザの黄
肌の色 白

魔動機文明時代に、ある技師により作られたルーンフォーク。性格は明るくて温厚。少々ドジな面がある。
周りからはエマ、ナナシと呼ばれている。


『774』の記憶は打ち捨てられたスクラップ場から始まる。
774は目覚めてもあたりに人気はなく、記憶もなく、やるべきこと、やりたいことまでもがなかった。
ふと目の前にある廃部品を眺めていると、脳裏に何かが浮かぶ。
それに従って組み合わせてみたところ、新たな機械が産まれた。
その日から774はただただ時間を潰すために新たな機械を作り続けていた。ジャンクの山々や周辺の森に住む動物たちとコミュニケーションをとっていたため、1人でも寂しいと思ったことはなかった。

そんなある日、774はとある少女と出会う。
774は知識のみの存在であった人族と出会ったため、ひどく驚く。
少女も、産まれてから見たことのない存在と出会ったため、ひどく驚いていた。
お互いの驚く姿を見て、なんとなく笑いあう両者。その日から二人は友人となった。

しばらく経ち、少女からの紹介で人族の村で生活をするようになった774。
村人からの依頼で簡単な道具や機械の修理を行い、感謝される毎日。
774の脳裏に浮かぶ魔導文明機時代の機械知識は、一般的なものではなく、また持て余すようなものでもなく、周りから求められるものだったのだ。
少女につけてもらった『ナナシ』という名を持ち、村人から住民として受け入れられ、何も無かったはずの774は充足感を得ていた。

だが、ある日を契機に生活が変わる。少女が難病を患ったのだ。
定期的に薬を服用せねば少女は外に出ることもままならず、それでいて村には貯蓄の余裕がなかった。
村人たちの諦観をよそ目に、『ナナシ』は決意する。
少女『エル』のために薬代を稼ぐことを。
魔導文明機時代の知識が人族にとって価値があるのであれば、魔導文明機時代のものを入手すれば金になるだろうと考えて。
帝都ルキスラに名もなきルーンフォーク『エマニュエル・ナナシ』は向かっていった。

（旧約聖書より。インマヌエルは二つの言葉、インマヌ（עמנו 、Immanu、われらとともにいる）とエル（אל 、El、神）を組み合わせた名前で、「神はわれらとともに」の意味である。）



〇一般技能
調教師【テイマー】 Lv.3 動物を飼い慣らし、命令通りに動かす技に熟達した者たちです。
→専門的な知識はないものの、1人でジャンクの山で過ごしていた時に動物たちとコミュニケーションを取って毎日楽しく過ごしていた

復元師【リベアラー】Lv.4 主に魔導機文明時代の物品を遺跡から再生することを生業とします。マギテック技能は、この技能でできることの大部分をカバーします。
→ジャンクの中から物品を見つけ、自分の中にインプットされていて知っているものがあれば再生をして、暇を潰していた。

薬剤師【ドラッグメイカー】Lv.3 さまざまな薬物、毒物の調合を行います。やや裏社会に近い立場にあり、多くは知識を秘伝としています。
→1人の時から周辺の薬草などに詳しく、人族と過ごすようになってから書物を読み漁り、より薬学の知識を得る。

セッション履歴

収支履歴