魔導技師の母（マキナ）と、鍛冶師の父（デウス）を持つ、色黒な鍛冶師。髪色は灰色である。身長は137㎝。
他にもメテオという兄がいる。

最初に言っておくが、コメットには魔動技師の才能も鍛冶師の才能もあった。

　…ちなみにコメットを除いて家族全員、魔動技師のガン派と近接派が抗争を起こした時に死んでいるが、コメットだけ運良く生き残った。銃で撃たれたのもその時だ。抗争が終わって、勝利したのは近接派の人達だった。なんでも、魔法攻撃を阻害するバリアを開発したのが勝因らしい。ちなみにガン派の頭領はどこかに雲隠れしているというが、捕虜になったガン派の人達も、正体も所在も知らないらしい…宣戦布告したのはガン派の人達だというのに…
ちなみに撃たれた弾丸だが、実は奇跡的にコメットの体の中に未だに残っているが（右胸のあたり）、そのことはコメットを含めて誰も知らない…


抗争が終わった後、生きる希望を失ったコメットは、父の作ったナイフで自殺をしようとする。すると父の鍛冶屋の常連さんが来て、コメットの胸ぐらを掴んでこう言った。「この野郎!デウスの作った武器を穢すんじゃねぇ!お前はデウスの娘だろうが!もうデウスの血を引く奴はお前しかいないってのに、その遺志を継がずに死ぬってのも頂けねぇ!」と…。
常連さんの思惑はどうあれ、コメットはその言葉に大きく胸を打たれた。こうして、コメットは鍛冶師としても魔動技師としても名を馳せられるように、修行をするのであった。そして死のうとしたのは常連さんとコメットだけの秘密になった。しかし、両親が遺した遺品があるとはいえ、コメットは無名も無名。何か奇抜なアイデアが無いと、名を売ることもできない。そこで閃いたのが、魔動機と武器の融合だ。しかし、魔動機やマギスフィアは大体お金がかかる。副業を考えなきゃいけないのだが…そこで思い出したのが常連さんの職業、冒険者。冒険者なら、お金も稼げるし、場合によっては素材も手に入る。こうして、コメットは冒険者になるのであった。

そしてある日、コメットはリーンシェンク地方の噂を聞く。なんでも、魔動機がたくさん産出される地方だそうだ。鍛冶道具と護身用の剣を持って、その地に旅立つことにした…実際に戦闘用魔動機についている魔動機用の武器を見て、触って、自分なりに魔動武器を作ることを夢見て…

ついでに言えば、アンチナタリのことは良く思っていない。なにせ、死んだ人の魂を無理やり魔剣にするという話だから。だが、実はコメットがどこかでアンチナタリと敵対したことがあることは、コメットは知らない。知っているのは胸の中の弾丸だけである。


因みに最近は、剣の中に銃の機構を入れて、その爆発力を推進力に変えて攻撃力を上げるガンブレードというものを作ろうとしている。魔動技師として要塞や、巨大ロボにも興味を抱いているが、はてさて…

見た目通り、血の気が多く頑固者。フェイダン地方に実家があるらしい。

メミルの裏オークションの参加資格を持っている。（これを知るのは今はラルフのみ。シュバル、テノ、ステラ、クロには話すつもりだが…）

【モンスターレベル】：１１～１５　【分類】：魔動機
【知能】：なし　【知覚】：機械　【言語】：ー
【知名度】　：４０　　【弱点】：??　　【移動速度】：６０/６０（飛行）
【生命抵抗力】：ライダーレベル＋騎手の生命Ｂ　【精神抵抗力】：ライダーレベル＋騎手の精神Ｂ

【攻撃方法】：突衝角
【ＨＰ】：騎手の生命Ｂ×ライダーレベル+３０　【ＭＰ】：騎手の精神Ｂ×ライダーレベル+５
【命中力】：ライダーレベル＋騎手の器用Ｂ　【打撃点】：ライダーレベル＋騎手の筋力Ｂ
【回避力】：ライダーレベル＋騎手の敏捷Ｂ　【防護点】：ライダーレベル＋騎手の生命Ｂ

【特殊能力】：（◯：常動型　〆：主動作型　☆：補助動作型　レ：宣言型　▽：条件型　▼：条件選択型）

●全身
〇飛行Ⅱ
〇ツールボックス＆ラウンドシールド
鍛冶師としての道具一式を格納した箱。いつでも簡易的な工房として使用可能で時には盾にもなる。
騎手の防護点を「ライダーレベル/3」点加算します。
また研磨のやすり使用時の追加ダメージを＋「マギテックレベル点」します。

〆可変式スラスター
従来の機体よりも急な方向転換が可能です。
騎手は冒険者レベル点だけ騎手自身のMPを消費することで1Rの間、命中判定の達成値を＋「筋力B/2」します。
この効果は騎手が騎乗している間のみ有効です。

☆高度差攻撃
上空から攻撃を行うことで破壊力を増強します。
可変式スラスターの効果を受けている騎手のMPを冒険者レベル点消費することで1Rの間、
騎手が全力攻撃を宣言していた場合、「筋力B＊２」点の追加ダメージを得ます。

〔解説〕
コメットのスカイバイクを改修したもの。
重量は増加したもの、速力をそのままに旋回性を向上されている。