容姿・経歴・その他メモ

A-1-2　命を救われたことがある
C-1-3　目標としている人がいる(いた)
A-2-5　かつては貴族だった


儂はかつてとある国の貴族だった。そこまで階級は高くは無かったが、それでもその国では名のある方だったのだ。
……しかし、民主の反乱によって国内戦争が起こった。儂ら貴族は身を守る術を国民に委ねていたからな、その頼みの綱が謀反したとなったら、その結末がどうなったかは想像しやすいじゃろう。
だが、不思議なものでな。比較的和平主義な政権を握っていたのが実を結んだのか、儂を慕ってくれていた衛兵が何人かおってな。儂だけでも逃がしてくれる為に死力を尽くしてくれたのだ。そして何とかその衛兵たちと地位を捨てた儂は隣国へ避難出来たのだ。
儂は感動したよ。死を確信していた状況からの脱却と、今まさに生きている実感と、そして儂を守ってくれた衛兵の背中の大きさをな。いやはや、礼讃と憧憬を同時に浴びると、人は膝をついて泣いてしまうのだよ。国と主君を失った彼らに残りの財産を謝礼としてほぼ全額を渡した後は、彼らに賞賛と敬慕を胸に込め、己の身を守る為に、冒険者になったのだよ。

実は料理が得意。得意料理は『牛肉の焼き飯』

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