容姿・経歴・その他メモ

小さな村に生まれ、冒険者を目指していた。
家族には稚気じみた夢を反対されており、村で農業を営むよう言われていた。
父親に「村を出るなら村一番の強さになってから」と言われ、村一番の剣の腕を目指していたが、村の年長者やライバルには及ばず、歯噛みしていた。

ある夜、クラッドが見張りをしていると、村の外に怪しい黒いローブを着た男が村へ現れた。
クラッドは警戒したが、男は旅の魔術師を名乗り、
村に入れてほしい、一宿一飯に預からせてもらえるなら見返りにクラッドの願いを叶えると言った。
クラッドはその言葉に心誘われ、彼を村に招き入れた。
クラッドは魔術師に願いを聞かれ、村一番の強さを願った。
すると魔術師は村に魔法の火を放った。あっという間に火は村全体を包み込んだ。
呆然とするクラッドに魔術師は、これでお前が村一番だと告げて去っていった。

クラッドが意識を取り戻した時、村は焼け野原だった。
クラッドは着の身着のままで村を出、冒険者となった。
故郷を滅ぼした魔術師の目的をあばき、そして復讐することが彼の目的だ。


日銭のため、魔術師の情報を得るため、高い報酬の依頼を受けたがる。
過去の経験から魔術師を警戒しているが、魔術師の情報は魔術師から得るのが一番であるため、彼らとの接触は避けられないと割り切っている。
魔術師については「黒いローブの男」としか覚えていない。炎のショックか、魔術師が現れたのが夜だったからかは分からない。

右腕と顔の右側に火傷の痕が残っている。
村の焼け残りから拾った壊れた兜で、顔の火傷を隠している。

もともとは背伸びしたがりの、素直な青年だった。
過去の経験のせいで、暗いところはあるが、（皮肉なことに）村を出て冒険者となったことで、様々なことを新鮮に感じてもいる。
今の性格のイメージはちょっと暗いリンク。

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