≪博薬士≫カバル・ミラーチ
- 知能
- 高い
- 知覚
- 五感
- 反応
- 友好的
- 言語
- 交易共通語、エルフ語、妖精語、魔法文明語、神記文明語、巨人語
- 生息地
- ザルツ地方各地
- 知名度/弱点値
- 10/13
- 弱点
- 命中力+1
- 先制値
- 14
- 移動速度
- 15
- 生命抵抗力
- 14 (21)
- 精神抵抗力
- 16 (23)
攻撃方法(部位) | 命中力 | 打撃点 | 回避力 | 防護点 | HP | MP |
---|---|---|---|---|---|---|
杖 | 12 (19) | 2d6+6 | 10 (17) | 10 | 38 | 88 |
特殊能力
[主]神聖魔法11レベル:魔力15(テメリオ)
[選]運命反転
[常]不屈
[常]ポーションマスター
[常]魔法誘導:射撃魔法で誤射しない、完全に隠れ切れてない対象に射撃魔法可能
[選]魔法拡大/数:対象を拡大するごとにMP倍増、達成値は個別
[選]魔法拡大/時間:効果時間を倍増した分MPも倍増
戦利品
- 自動
- マナスタッフ(6800G)
- 6〜10
- 金貨袋(3d6x500G)
- 11〜
- 博薬士の私書(10000G)
解説
リオスから流れ流れてザルツに辿り着いた毒薬の神テメリオの神官です。信仰する神の通り毒薬に精通していますが良薬にも造詣が深く、持ち歩いてしたため続けている私書には多大な価値があると一部で噂されています。
齢は60歳を超えますが溌剌とした男性であり、優れたセージ、レンジャーとしての知識と経験を有します。さながら冒険者のような行動力を見せ、外見との相違にしばしば驚きを与えています。
テメリオはザルツ地方ではほとんど知られていない神ですが布教活動に熱心で、村々を訪れては薬草知識を与え、必要とあれば自ら調合した薬を施し、テメリオの教義を説いて回っています。
過去に大病を患った際にテメリオの神官に救われた経験、麻薬に溺れた経験から忠実な神官であろうと努めていますが、そもそもザルツに流れてきた理由が薬物によるトリップ時に「神の教義の本質を理解した」と吐いた妄言に基づきます。
「改めるものには薬を、改めざるものには毒を」
→「麻薬も薄く使えば麻酔、過度に使えば中毒。正しき認識を持てば如何様にもなりうる。認識を改めぬ者に毒の形で教えを為す」
「我と彼は足してゼロ。彼が苦しむだけ我が楽しめる」
→「病む者の病巣は肉体に巣食い、それは一体として共にあり足してゼロ。快方に向かうことは病の苦しみ、取り戻した壮健な体で朝日を迎え、草原に横たわることを夢見るは心弾む思いである」
「苦痛は快楽の母」
→「傷病の苦しみあってこそ、それのない壮健の快さを悟ることができる」
このようにテメリオ本来の教義とは完全に真逆の内容を「深い教義」「洞察に基づく理解を要する」と本気で信じ込んでいるために、同じ神官からは蛇蝎の如く嫌われ居場所を失いました。風の噂で彼の存在を知った者でも、油断を招く仕込みを行う人物としての有用性から放置されています(それでも教義に正面切って叛逆する行動から良くは思われていません)。
薬物依存の影響で外見こそ不審に見られますが自己肯定力の高さによる堂々とした振る舞い、信仰対象以外は善良な人間のため、ザルツで過ごすにはあまり問題にはなっていないようです。