"忘却と追憶の双樹精"ヴィオン=モリィ(メモリーズリリラウネ)
- 知能
- 人間並み
- 知覚
- 五感
- 反応
- 中立
- 言語
- 妖精語、交易共通語
- 生息地
- エイザルの森・深部
- 知名度/弱点値
- 14/19
- 弱点
- 炎属性ダメージ+3点
- 先制値
- 16
- 移動速度
- 13
- 生命抵抗力
- 12 (19)
- 精神抵抗力
- 13 (20)
攻撃方法(部位) | 命中力 | 打撃点 | 回避力 | 防護点 | HP | MP |
---|---|---|---|---|---|---|
拳(ヴィオン) | 13 (20) | 2d+11 | 12 (19) | 6 | 93 | 94 |
拳(モリィ) | 13 (20) | 2d+11 | 12 (19) | 6 | 93 | 94 |
- 部位数
- 2(ヴィオン、モリィ)
- コア部位
- なし
特殊能力
●全身
○土無効
○炎に弱い
炎属性のダメージを受ける時、自動的に【3】点の魔法ダメージを余分に受けます。
〆妖精魔法限定10レベル/魔力13(20)
ランク10までの土の妖精魔法、ランク7までの光・闇の妖精魔法を使用します。
ただし、片方の部位がいずれかの属性を行使した場合、もう片方の部位は同じ属性の魔法を行使できません。
○☑︎魔法適性
戦闘特技≪魔法拡大/数・時間≫≪MP軽減/妖精魔法≫を習得しています。
〆魅了のささやき/14(21)/精神抵抗力/消滅
この能力は[部位:ヴィオン][部位:モリィ]両方の主動作を使用します。
「射程:接触」で、キャラクター1体に2人がかりで甘い言葉を耳元で囁いて、魅了します。
対象は全身から力が抜けてしまい、10秒(1ラウンド)の間は抵抗力判定以外の、移動を含むいっさいの動作ができなくなります。
また続く30秒(3ラウンド)の間は転倒しているものとして扱われ、効果が解除されるまで起き上がり宣言ができなくなります。
この効果は精神効果属性です。
●ヴィオン
〆忘却の蜜/11(18)/回避力判定/消滅
記憶に働きかける蜜を指先や舌から分泌しており、「射程:接触」で飲ませようとしてきます。
命中した場合、対象は3分(18ラウンド)の間、もっとも最近に習得した戦闘特技を一時的に失います。
この効果は毒属性として扱い、現在習得しているすべての戦闘特技を失うまで累積します。
●モリィ
〆追憶の花粉/13(20)/精神抵抗力/消滅
記憶に働きかける花粉を振り撒いて、「自身を中心とした半径30m」に影響を与えます。
抵抗に失敗したキャラクターは1d6を振り、出目に応じて以下の効果のいずれかを受けます。
この能力は毒&精神効果属性として扱い、抵抗力を上げる効果などは両方のものが適用されます。
出目1〜2:「痛みの追憶」苦痛の記憶を植え付けられ、【2d+10】点の精神効果属性の魔法ダメージを受けます。
出目3〜4:「夢心地の追憶」強烈な眠気を想起してしまい、眠ってしまいます。この効果は精神効果(弱)として扱われます。
出目5〜6:「恐怖の追憶」言いようの無い恐慌を掻き立てられ、「バニッシュ/フィアー表(WT47頁)」の悪影響を受けます。この効果は精神効果属性として扱います。
戦利品
- 自動
- 忘却の蜜・追憶の花粉
解説
巨大な百合の花から二人の女性の身体を生やす、ドライアード(「BT」144頁)の突然変異種です。
原種と同様に妖しく美しい姿をしており、常に全裸で、長い草色の髪を肢体に巻き付けているほか、花弁からは湧く蜜や花粉が湧き出ています。
但し原種と異なる点として、リリラウネは男性のみならず女性も誘惑し、死ぬまで自分の側に置いておこうとする習性を持つ点が挙げられます。
故に魔物としての危険性は、ドライアードの倍以上と言っても過言ではありません。
この個体はかつてエイザルの森に隠れ住んでいた「魔女」と契約しており、森の深部にある薬草地を守護する役目を帯びています。
そのため迷い込んだ者を殺して無為に討伐隊を呼び寄せる事がなきよう、魔女によって蜜と花粉に記憶を操る力を付与されているようです。