○非ランク効果

　この魔道書は、ティマ・シャルディアの教えによって秘奥魔法に触れた者にのみその装備と使用、効果の適用が可能です。
　また、秘奥魔法を含めた全ての魔法の発動体・媒体として使用できます。

○ランク効果

　この魔道書を発動体とした魔法は、クリティカルしない相手であってもクリティカルが発生し、魔法に抵抗された場合でもクリティカルが発生します。
　所持者が技能【グリモワール】を習得しており、戦闘特技《ワードブレイク》を修得している場合、「〆☆▽相克の秘蹟」を与えます。また、技能【アーティザン】を習得しており、呪印【魔導即応】を獲得している場合、「○四重詠唱(スクエア・キャスト)」を与えます。
　「〆☆相克の秘蹟」「○四重詠唱」の双方を獲得している場合、「〆-------」を獲得します。

〆☆▽相克の秘蹟/任意の魔力

　この能力は、次の効果の内、いずれか1つを選択して使用できます。
　いずれの場合においても、この能力を使用できるのは1Rに1度だけです。
　・主動作によって使用し、《ワードブレイク》の効果を「射程/形状:30m/起点指定」「対象:1体」として使用します。
　・補助動作によって使用し、《ワードブレイク》の効果を使用します。
　・自身が何らかの魔法の対象になった時に使用します。その魔法に対して、抵抗の種別に関係なく任意の魔力で行使判定を行い、達成値が上回ったのなら、自身はその魔法によってダメージや効果を受けません。

○四重詠唱(スクエア・キャスト)

　自身がこの魔道書を用いて秘奥魔法を行使した時、その行使判定、及び威力表決定は2度行い、どちらか任意に選択して魔法の達成値とします。この効果を用いるかどうかは魔法の行使ごと、術者が任意に決定します。
　この効果を用いた魔法に《魔法拡大/確実化》や《魔法拡大/威力確実化》を使用した場合、2回の行使・威力表決定をそれぞれ倍にします（2倍なら4回、3倍なら6回）。
　この能力は1シナリオに6回まで使用できます。

〆-------

　この魔法に名前はなく、所持者が自身で魔法の名前を決定できます。
　自身が習得している任意の「ダメージを与える魔法」1つを選択し、消費MPを2倍にしてこの能力として行使します。この時、行使判定と威力表決定において、術者の魔力は「2倍」として扱い、C値を「-1」し、C値の下限を「7」に変更します。
　この能力は1シナリオに1度だけ使用できます。
　その上で、全シナリオを通して一度だけ、この能力に所持者の望む別の効果を付与することができます。
　この別の効果は、「生物１つ」に対して干渉できるまでの範囲で、任意に決定できます（即死であっても復活であっても、存在の書き換えであっても構いません）。ただし、プレイヤーキャラクターには使用できません。