ナンド博士が戯れに開発した、クロスボウの強化パーツの試作品です。恐るべき性能を誇っていましたが、魔動機文明時代はガンの時代なので、そもそもクロスボウを真面目に使おうとするものがおらず、一般化するための研究は諦められました。


　このパーツは、１０分かけてクロスボウに取り付けることができます（一方、取り外して収納することは補助動作で可能です）
　このパーツが取り付けられた武器は、自身から３０ｍ以内に存在するキャラクターを攻撃することができなくなります。

　また、取り付けた武器を装備した戦闘開始時、または取り付けた武器で《狙撃》を宣言するたびに、ＭＰを１０点消費することで、その武器の射程内の任意の地点に、半径３ｍの「加速器」を設置できます（加速器はリング状の形状で、空中に浮遊します）

　加速器は魔動機文明時代のアーティファクトを破壊可能な手段でしか破壊できず、それぞれが５ｍ以上離れた位置になければならず、同時に３つ以上は設置できません。
　４回以上この効果が宣言されれば、最も古く使用したものから順に回収されます。また、３分の経過か武器の装備を解除することでも、設置した加速器は回収されます。

　こうして加速器を設置した状態で、誰かが、加速器を射線上で通過するように射撃武器による射撃攻撃を行う場合、武器の命中と追加ダメージを通過した加速器１つにつき＋４し、武器の射程を通過した加速器の数１つにつき２倍、３倍……と増加させます。（加速器を３つ通過したなら、射程は４倍になります）