特殊能力

●環境効果（温泉）

[常]足場が悪い

　この魔物を中心とした「半径３０ｍ」は、足場が悪い（足首まで浸かる程度）地形であるものとして扱います。
　水上を歩く、飛行しているなどの手段がない場合、行動判定に－２のペナルティ修正を受けます。

[常]温泉の再生＝３０点

　魔力が異常に溢れ出している温泉に浸かっている事で、この魔物は非常に高い再生力を持っています。
　この魔物が手番を迎えるたびに、すべての部位はＨＰが３０点回復します。この効果は、ＨＰが－３０以下になっている部位には適用されません。
　ＨＰが－２９～０の間の部位がこの効果を受けた場合、その足は即座に手番を得て動き出します。

[常]温度拡散

　温泉の温度が「適温」～「冷却」に保たれている間、この魔物は「[常]炎に弱い」の能力を失い、かつ炎属性によるダメージを【５】点軽減します。

[条]温泉の温度変化

　この魔物が存在する乱戦エリア内で「炎属性」あるいは「水・氷属性」のダメージが発生した場合、そのラウンドの終了時に１ｄを振って「温度変化判定」を行います。
　温度変化の表は以下のものを参照してください。

　　１　：冷却 ／ 温泉の温度が下がった！クラーケンの身体が冷え、命中力・回避力判定に－２のペナルティ修正を受けるが、身が引き締まり防護点が＋３される。
　２～５：適温 ／ 温泉の温度は変わらない。適温のままだ。
　　６　：過熱 ／ 温泉が沸騰し始めている！クラーケンの身体が赤くなり、一時的に「[常]温泉の再生」「[常]温度拡散」を失うが、赫怒により打撃点に＋６のボーナス修正を受ける。

　この判定は、そのラウンド中に「炎属性ダメージ」が発生するたびに＋１、「水・氷属性ダメージ」が発生するたびに－１の修正を受ける（属性が重なった場合、差し引きされる）ものとして扱います。
　また、自然に湧き出す温泉によって撹拌されるため、「冷却」「過熱」状態は１０秒（１ラウンド）しか持続しません。

●全身

[常]剣のかけら

　この魔物は16個の「剣のかけら」を所持しています。
　（ステータス反映済み）

[常]柔らかい

　打撃武器から受けるダメージに対しては、防護点が５点高く、戦闘特技《鎧貫き》の効果を受けないものとして扱います。

[常]炎に弱い

　炎属性によるダメージを受ける際、余分に【５】点のダメージを受けます。あといいにおいがします。

[常]水中特化

　水中で呼吸・発声が出来、水中の行動によるペナルティ修正を受けません。
　逆に、地上ではすべての行動に－２のペナルティ修正を受けます。　

●胴体

[主]スミ発射／１７（２４）／生命抵抗力／消滅

　「射程：３０ｍ」「形状：貫通」で、体内のスミを吹き付けます。対象はスミを拭うまで盲目状態となり、すべての行動判定に－４のペナルティ修正を受けます。
　スミを拭うのは主動作です（判定は必要ありません）。スミを拭うのは別に他のキャラクターが行っても構いません。
　この能力は、連続した手番には使えません。

[主]水鉄砲／１７（２４）／生命抵抗力／半減

　「射程：３０ｍ」「形状：貫通」で、周囲の温水を吸い上げて吹き付けます。対象は【２ｄ＋１６】点の水・氷属性の魔法ダメージを受けた上で転倒します。
　この能力は、連続した手番には使えません。

[主]熱水発射／１９（２６）／生命抵抗力／半減

　「射程：３０ｍ」「形状：貫通」で、周囲の熱水を吸い上げて吹き付けます。対象は【２ｄ＋２５】点の炎かつ水・氷属性の魔法ダメージを受けた上で転倒します。
　この能力を使用には、［部位：胴体］のHP【２０】点の消費が必要です。
　また、この能力は温泉の温度が「過熱」状態でなければ使用できません。

●足

[常]攻撃障害＝不可・不可

　対象：［部位：胴体］／喪失条件：３つ以上の［部位：足］のHP０以下

[条]足固めの壁

　近接攻撃を含む「形状：接触」「形状：射撃」による『範囲攻撃』を受けた際に１ｄを振ります。
　出目が４以上であった場合、この魔物は任意の［部位：足］ひとつを盾とし、その効果が「対象：１体」であったかのように処理します。
　この効果が発揮される時、盾となった［部位：足］は回避判定を行いませんが、凝縮した筋繊維により受けるダメージが【１０】点軽減されます。

[常]長い足

　足での攻撃は、乱戦エリアを無視して、１０ｍ以内の任意のキャラクターを対象として行うことができます。

[主]大暴れ／必中

　足を振り回し、自身の存在する乱戦エリア内の任意の敵すべてに【２ｄ×（残っている［部位：足］の数）】点の物理ダメージを与えます。
　この能力は１つでも［部位：足］が主動作を終わっていた場合には使えません。
　また、この能力を使ったらすべての［部位：足］の主動作が完了します。
　温泉が「過熱」状態にある場合、このダメージは【（１ｄ＋６）×（残っている［部位：足］の数）】であるものとして扱われます。