容姿・経歴・その他メモ

履歴

経歴
　かつて信頼できる友が居た。
　親父が旅に出ていた。
　過去に仕えた主が居た。

設定
かつて蛮族の戦奴だった。主はオーガ種の蛮族。
　子爵ドレイクのフォルテ・トルトニスの治める領域で生活しており。
　親父は蛮族の支配から人族を開放すると言って旅立ち、帰っては来なかった。

声を聴いた。聞き覚えの無い声だった。
　ラーリスと名乗った奴は言った。好きにしろと。己が望むまま有るがまま振舞えと。
　お前にはその素質があると。其の為の導を辿るか留まるかは・・・好きにしろと。
　声に導かれるまま進むと、奇妙な程偶然が重なり主を出し抜き逃走する事に成功。
　しがらみが多く窮屈な奴隷生活から解放された。
　狂神への信仰？あぁ良いだろう、だが、アンタは力だけ寄越せば良い。俺は俺の好きにやらせて貰う。

　その後は気ままに戦場を転々としており、殺した相手の装備等を売って路銀を稼いでいた。
　力こそが正義であり、信じる全てだ。シンプルであるが故に己のあり方がブレる事はない。
　偶々己を手に入れただけの仮初の主も、分不相応な夢に溺れた父も大差なく、無論の事興味も未練も無い。
　どの様な手段であろうと、勝つ事こそが重要なのだ。綺麗事で自分は救えない。
　力有る者が生き残り弱者が死ぬ。結局のところ世界の心理はそれだけだ。
　だからこそ、己を誤魔化さない、偽らない。勝ち続ける事で己の正義を証明し続ける。

かつて、信頼できる友が居た事は覚えている。だが、既にその名も顔も思い出す事は出来ない。
　必要無いのだ、既に己にとってよすがとは自身の力のみであり、ソレ以外の寄る辺は不要である。
　少なくとも、俺は今もそう信じている。

　だからきっと。俺は此れからも好き勝手に生きて、そして何時か来る理不尽に死ぬのだろう。

セッション履歴

収支履歴