思念体:ハイト
プレイヤー:赤執事
- 分類名
- 本および思念体
- 出身地
- 東京
- 根源
- 究明
- 経緯
- 好奇心
- クランへの感情
- わくわく
- 住所
- 都下北ブロック
- 強度
- 0
- 耐久値
- 20
- 能力値
-
- 身体
- 2
- 異質
- 6
- 社会
- 4
- 特性
-
- 《不定形の肌》
- 《無機物の肌》
- 《智の先達》
- 《ヒマモノ》
マギ
名称 | タイミング | 対象 | 条件 |
---|---|---|---|
《回生の妙薬》 | 開始/終了 | 単体 | 1〜5 |
ノックアウトしているキャラクターのみ対象にできる。対象のノックアウトを回復し、耐久値を最大値にする。セッションに一回使える。 | |||
その他(設定・メモなど)
ふわふわと浮かんでいる古書の形のマモノ。
──ではなく、もとは不定形な思念体のマモノである。今は実物の本の形をとっており、そのページには彼が蓄えた全ての知識が載っている。
人の形をとることも出来るが彼に人間ほどの大きな実体を生むことはさすがに厳しいらしく、ふわふわと半身で浮かぶ幽霊のようになることしか出来ない。
そして彼は求められれば何者にも遺憾なく己に蓄えた知識を与え、助言する。その行動に一切の悪気はなく、ただ一緒に愉しいことがしたいだけ。
そういった彼自身の特性が奇跡のような救済を成すこともあれば、目を覆いたくなるような悲劇を生むこともある、一種の神性を思わせる存在である。
彼の生きがいは己の知らない新しい知識を得る、即ち「未知を知ること」である。知識こそが彼を構成している糧であり、至上の美食である。
だが彼は重度の飽き性である。興味の向くまま行動し、知識を食い尽くしてしまえばすぐに飽き、捨ててしまう。これが彼の致命的な難点である。
だからこそ彼は、新たな未知を求めてこの人外と人間が交わる実験都市東京にやってきた。きっと自分の知らない世界が待っているだろうと。
実際、彼は実験都市東京に来て「恋」という興味が尽きぬものを知った。それが今はもう心の底から愉しくて、美味しくて仕方がない。
決して心が存在しないわけではないが、彼というマモノの性質上とても分かりづらい。おまけに自身も己の感情の機微に極めて疎い。
実際彼は東京でかつて作ったクランの仲違いと言い争いに嫌気が差し、あっけなくそのクランを解散した。
──もっとも、もとから気分屋であるがゆえに永遠の別れとはならなかったが......。
今は彼が愛するものの特性である植物の力を借り、現在の姿を成してはおよそ本として彼の腕の中に収まっている。あるいは思念体の状態でごく至近距離にいる。
自身に蓄えられた知識を活かして表社会では法医学者、そして裏社会においては助言者としても名を上げており、こう見えてわりと有名な部類のマモノ。