大栗 明生
プレイヤー:すだ
- 分類名
- 人間(魔術師)
- 出身地
- 東京
- 根源
- 究明
- 経緯
- 探しもの
- クランへの感情
- 信頼
- 住所
- 強度
- 5
- 耐久値
- 20
- 能力値
-
- 身体
- 4
- 異質
- 6
- 社会
- 2
- 特性
-
- 《丈夫》
- 《マリョク適性》
- 《雷電の主》
- 《強面》
マギ
| 名称 | タイミング | 対象 | 条件 |
|---|---|---|---|
| 《浄化の音》 | 効果参照 | 効果参照 | なし |
| [行動フェイズ]なら任意のタイミング、[ロケアクション]なら[【イニシアチブ】の確認]で使用する。[マリョク]の出目を[4]か[7]に変更する。セッションに3回まで使用可能。 | |||
その他(設定・メモなど)
幼馴染みにして婚約者だった植物学研究者・伊倉 海根を〈大停止〉の日から"見失った"男性。
自身も〈大停止〉の日からきわめて高いマリョク適性を持つこととなり、婚約者の姿が見えないショックのなか、さらに生活が一変した。
海根と同じく彼もまた研究者であり、もともとの研究分野は機械工学だったが、最近は物理学にもなんとか首を突っ込もうとしている。
すべては〈大停止〉を科学的に解明するため。
そして伊倉 海根ともう一度話をするため。
伊倉 海根とは実際相思相愛だったのだが、大栗 明生は自意識をこじらせきっており、
「もしかして彼女は〈大停止〉を良い機会として自分との縁切りをはかったのでは……」と不安を抱いている。
もっとも彼がそう思っているのは彼自身の気質のせいだけではなく、
海根は東京ではないどこか植物が豊かな離島のようなところで暮らすことを夢見ているような発言をしたり、恋人である明生と過ごすことよりも植物の世話に時間を使ったりする人物だったことも関係している。
ただ、明生以外の目から見れば、海根が明生のことを心底から愛おしいと思っていたことは彼女が育んだ植物たちにさえ筒抜けの(というか別に隠してもいない)事実であり、彼の不安は完全なる杞憂である。
そもそも、伊倉 海根という女性は、大栗 明生が思っているよりはるかに豪胆でいけしゃあしゃあでいい根性をした人物である。
そして「自分は勉強しかできない」と思い込んでいる大栗 明生の長所をたくさん、たくさん、見つけている人物である。
海根が残した植物たちを慣れないながらも日々世話をしていたが、そのうちのひとつ、ドラセナ・サンデリアーナがある日弱り始めてしまった。
その痛々しい姿を見た明生は、どうにか助けたいという気持が湧き、〈大停止〉からずっと存在を厭うてきた自分のマリョクを使ってドラセナ・サンデリアーナを助けた。
後日、元気になったその葉の陰から現れたのが、今のクランメンバーにしてかけがえのない存在・サンデーである。
サンデーは海根がとくに愛情を注いでかわいがっていた植物なので、サンデーの中に彼女の面影が多く見つかることは明生を複雑な気持にさせているが、それとは別に、海根に似てとても優しく、そして誰に似たのかとても賢いサンデーのことを強く信頼してもいる。
その信頼の一片として、日常生活はサンデーに頼りきりだし、ご近所付き合いも彼に任せてしまって、おかげさまで貰い物のお菓子や果物に事欠かないようになった。
〈大停止〉のせいで海根を見失った、でも〈大停止〉がくれた力のおかげでサンデーと出会えた。
そんな人生のままならなさを、素直な言葉がなかなか出せない口の奥で、大栗 明生は今日も噛み締めている。
セッション履歴
| No. | 日付 | タイトル | 強度 | GM | 参加者 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 2025-03-27 | シーク・キャット・ウォーク ver.sd | 5 | すだ | PC:サンデー(PL:ユウさん)ヘルプキャラ:大栗 明生 |