その他（設定・メモなど）

都区東エリア、浅草に店を構える老舗の料亭。
〈神企業〉の重役を含め、数多くのお偉いさん方が美食を味わいに、あるいは「静かな」会談のために訪れる。
白尾一家の傘下にある。

《VIPルーム》の床の間に飾られている大鎧、と見えるものは店主の“楯無（たてなし）”である。武田家伝来の鎧かつ国宝であったはずなのだが、自我を得るに至ってしまった。

厨房を取り回しているのは、砥石の付喪神の山砥研磨（やまとぎ けんま）。刃物を舐めるような柄の悪い行動が目に付くが、実際には砥石の頭で研いでいるだけなのでご安心されたし。

縁側に転がっている黒い子猫は猫又の田端（たばた）。田端駅で拾われたのでこういう名前である。

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