その他（設定・メモなど）

北海道に発生したコロボックル。
アイヌの伝承に先住民として出てくる〈蕗の下の人〉という意味の小柄なマモノで、
釣ってきた魚や薪などとアイヌの品物と交換していたとされる。

その伝承の通り、釣りと商売を行うため、そしてなぜ自分がこの混沌とした世界にいるのかを探すため、
「東京」に飛び込み、商売を始めることとする。

蕗の下に住む彼はなかなか見つけられない。
それは、隠れた場所が新たな植物でおおわれているからだ。その小ささから植物たちが力を貸してくれる。
仕事と私生活は分けるタイプのため、自宅（？）で休んでいる彼を見つけるのは至難の業だろう。


「どうもどうも！今日はいいアナゴがとれたよ！」
「……もーすこしねさせて、おねがい……」

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