十怨隠童子
プレイヤー:紗
「かくれんぼ、しよ」
- 分類名
- 都市伝説
- 出身地
- 日本各地
- 根源
- 奉仕
- 経緯
- 噂
- クランへの感情
- かくれんぼ仲間
- 住所
- 副都心ブロック
- 強度
- 10
- 耐久値
- 20
- 能力値
-
- 身体
- 4
- 異質
- 6
- 社会
- 3
- 特性
-
- 《おそろしき》
- 《多隠鬼(たかくき)》
- 《変幻自在》
- 《霊障》
- 《都市伝説》
マギ
名称 | タイミング | 対象 | 条件 |
---|---|---|---|
《みがわり》 | 効果参照 | 単体 | 2・4・6・8・10・12 |
ダメージ適用の直前に使用する。対象に与えられるダメージを、代わりにお前が受ける。その際、お前が受けるダメージを3点減らす。自身不可。 | |||
その他(設定・メモなど)
【十怨隠童子(とおかくわらし)】
・概要
古く江戸の頃から続く怪異譚の一つ。
かくれんぼをすると子供が一人、または二人、いつの間にか増えているといった怪異、現象。
・百目鬼 白子(どうめき しろこ)
クランメンバーにつけられた名前、名前ももらったことで、十怨隠童子(とおかくわらし)の代表となった白子。
喫茶のマスターである百目鬼 由羅のことをパパと呼ぶ。
履歴
【怪談】
昔々、あるところに古びた神社がありました。
その神社は既に寂れており、それはひどい状態だったそうな。
村人は誰も寄り付かなくなっていったそうですが、村の子供達はそんな神社を見つけて遊び場にしていた。
子供達は神社に寄り付いて毎日のようにかくれんぼをしており、次第に集まる子供達も増えていったそうな。
子供たちはみな、あそこで遊ぶと、遊び相手に困らないと口をそろえて言っていた、そんなある日。
とある村人の男が遊んでいる子供たちを一目見てみようと神社を覗きに行った。
子どもたちは和気藹々と遊んでおり、皆本当に楽しそうにしていたそうだ。
しかし、男は途中であることに気付く。
それは、子供たちが時折、何もないところで見つけたといったり、誰にも見つかってないのに見つかったぁといって茂みから出てきたりしていたのだ。
男は気になり、子供たちに話を聞きに行ったそうだ。
「君たちは何人で遊んでいるんだい?」と男が尋ねる。
8人の子供たち、おぼつかない様子で、皆で人数を数えはじめる。
「い~ち、に~い」
「さ~ん、よ~ん」
「ご~お、ろ~く」
「し~ち、は~ち」
「きゅ~う、じゅ~う」
「じゅ~いち、じゅ~に」
「じゅ~さん、じゅ~し」
「じゅ~ご、じゅ~ろく」
「じゅ~しち、じゅ~はち」
「じゅ~く、に~じゅ」
男はそこで青ざめた顔をして慌ててその場所を去っていった。
それからその話は村中に広がり、村人たちは子供たちが神社に入らないよう、交代で見張り番をするようになった。
丑三つ時、神社を覗いていた男が見張り番をしていた時、一人の少女が顔をだした。
「お兄さん、そこで何してるの?」
「何って見張りだよ?こんな時間に君は何をしているんだい?よい子は寝る時間じゃないか。」
「どうして見張りをしているの?」
「ここに君みたいな悪戯っ子が入らないように見張りをしているんだ、君はどこの子だい?お父さんとお母さんの名は?」
「どうして十郎君や八兵衛君はこなくなっちゃったの?」
「それは、ここだけの話、子供たちがみえない何かとここで遊んでいたのさ、気味が悪いだろ?だから俺が村人皆に呼びかけたんだよ。」
「..........」
その時、男の持っていた灯篭の火が風に揺れてフッ、と周囲が真っ暗になり、男は慌てます。
「ねぇ、大丈夫かい?真っ暗になっちゃったねぇ、あはは」
「ねぇおじさん、かくれんぼ....しよ?」
「だめだよ、こんなに暗いんだから、かくれんぼなんてしたらあぶないだろう?」
「い~ち」
「に~い」
「さ~ん」
「し~い」
「だからやらないってば、そこにいるのかい??」
男は立ち上がって、声のする方へとゆっくり進んでいきました。
「ご~お」
「ろ~く」
「し~ち」
「は~ち」
男は近づいているつもりでしたが、声がだんだん遠くなっていく、そんな感覚を覚えました。
「おいおい、どこにいっちゃったんだ?」
「きゅ~う」
「じゅ~う」
「あ~、だからやらないってば、!?わわわ。」
ズテンと男は転びました。
「おにいさん、み~つけた。」
すると自分の前に自分を指さしている少女がいることに気が付きます。
「なんだいるんじゃないか、あははみつかっちゃったからあそびはおわり...」
『次はおにいさんが鬼ね』
バタバタと子供たちが駆けていく音が男の耳に聞こえてくる。
そう、5~10人くらいの子供たちの声が。
そういえば、この村に小さな女の子はいなかった筈だと男は今ようやく気付きました。
「あ....ああ、.....ああああああああああ!!!!」
それから数日後、神社は村人達によって燃やされました。
それから怪異は怒らなくなったそうな、めでたしめでた どうして
どうして
どうして
どうして
どうして
ただ、私たちは
一緒に遊びたかっただけなのに
セッション履歴
No. | 日付 | タイトル | 強度 | GM | 参加者 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 2023-09-08 | テンバイヤ・バスターズ | 10 | れると | 缶DDDみおう紗 |
も~い~か~い~ |