由多
プレイヤー:朝紅
くあァ……へぇ、そうかい。手伝い?…あァ、いいぞ。
- 分類名
- 野狐(やこ)
- 出身地
- 埼玉
- 根源
- 享楽
- 経緯
- 生きがい
- クランへの感情
- 住所
- 都下西ブロック
- 強度
- 10
- 耐久値
- 20
- 能力値
-
- 身体
- 2
- 異質
- 6
- 社会
- 5
- 特性
-
- 《尻尾》
- 《吸精》
- 《風雨の主》
- 《ヒマモノ》
- 《祠の妖》
マギ
| 名称 | タイミング | 対象 | 条件 |
|---|---|---|---|
| 《いたずら》 | 効果参照 | 効果参照 | なし |
| [行動フェイズ]なら任意のタイミング、[ロケアクション]なら[ラウンドの終了]で使用する。[マリョク]をリセット(P150)する。セッションに3回使える。 | |||
その他(設定・メモなど)
宅地開発によって住処を追われた狐たちの念が祀られたモノ。
本来であれば動物霊を形成する程度の力しかなく、こっくりさん等の儀式を通してしか存在を認知されない存在だったが、祀られることにより神格化されて形を得た。
神格化してもらった恩があるため、かつての住処が人間の土地として開発されていく傍らで、長らく土地を見守っていた。
しかし、やがて時代と共に人は彼らの存在を忘れていく。
祠を手入れする人はいなくなり、そこに祠があった事さえも忘れ去られて行った。
その結果、神格を保つに足る信仰をなくし、神という枠に留まれなくなったことで妖へと変じてしまう。
妖になることで祠から離れて行動することが可能となり、人間に憑りつき精気を奪ったり不幸を呼び寄せたりしながら過ごしていたが、とうとう祓い屋に見つかり追い出されてしまう。
(本人的には忘却されることを恐れてのことだったが、人間にとっては迷惑この上ない話だったのである)
東京にたどり着いたのはたまたまだったが、このまま信仰や畏れを得られないままだと元の動物霊のような名もなき念に戻ってしまう。
そういうわけで、あわよくば信仰を得られないかと適当な祠を乗っ取って、妖としての活動を続けていたのである。
そんな折に出会ったのが仲居太郎だった。
いつものように人間への嫌がらせをしようとした所で止めに入ってきたどころか、勝負を持ちかけて来たのである。
最初はただの人間のガキだと思って高を括っていたが、予想以上のケンカの強さにお互いが疲労しても勝負がつかなかった。
これは只者じゃないぞ、と力を認め悪事を可能な限り控えるということで決着がついたのだった。
それ以来、どういうわけか仲居は時折祠へやって来ては話しかけてくるようになった。
仲居からすれば、由多があっさりと悪事を控える選択を取った事、面倒なそぶりを見せながらも話があれば最後まで聞く姿勢を取るところに興味を持ったのかもしれない。
(……実の所、それは由多がかつて神だったことを示すものであった。)
今回の件も、あくびをしながら話をしっかり聞くし、依頼も快く引き受けるだろう。
セッション履歴
| No. | 日付 | タイトル | 強度 | GM | 参加者 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 2025/2/21 | シーク・キャット・ウォーク | 10 | イモぽてと | 朝紅 |