その他（設定・メモなど）

小豆洗い、うわん、ベトベトさん、ポルターガイストなど、あらゆる「姿は見えないが音がする」系の妖怪の根源。たまに物を動かしたりもするが、現場も犯人も目撃されることはない。
その伝承上、とても非力であり、大したことはできない。トータルでの知名度はあるが色んなパターンに分散されているし、昨今では「なんだ、ただの家鳴りか」とか言われてしまう始末。

大停止の後、確固たる自我を手に入れた彼は思った。「もっとメジャーになりたい」と。
思い立ったが吉日、彼は成り上がるために魔都東京へ移住し、活動を開始した。……と言っても現実は厳しい。
築30年のオンボロアパートに暮らしながら、生活のためにアルバイトに追われる日々なのであった。

外見は特に目立つところのない20前後の青年。
地味だし全然顔を憶えられないし、何ならいても気づかれない。