兎月
プレイヤー:こち
- 分類名
- 月兎
- 出身地
- 不明
- 根源
- 善行
- 経緯
- 謎
- クランへの感情
- 住所
- 都下南ブロック
- 強度
- 20
- 耐久値
- 20
- 能力値
-
- 身体
- 3
- 異質
- 6
- 社会
- 4
- 特性
-
- 《毛皮》
- 《星の加護》
- 《固定概念》
- 《具現化》
- 《マスコット》
マギ
| 名称 | タイミング | 対象 | 条件 |
|---|---|---|---|
| 《回生の妙薬》 | 開始/終了 | 単体 | 1~5 |
| [ノックアウト]しているキャラクターのみ対象にできる。対象の[ノックアウト]を回復し、【耐久値】を最大値にする。セッションに1回使える。 | |||
| 《駿足》 | 常時 | 自身 | なし |
| お前の【イニシアチブ】は[1D+2]で決定する。 | |||
その他(設定・メモなど)
FFE28C
月の兎、月兎(げっと)。漢字通り月に兎がいるという逸話の概念が1つのマモノとしての具現化したもの。
東京は日本の首都であるためやはり餅をついているというイメージが強いが、実は月と兎の逸話は海外でも存在している。
例えば餅ではなく不老不死の薬を作っているだとか、誰かを助けるために兎が自身を贄とし、その見返りとして兎を天に昇らせた…といったものである。ただし後者に関しては兎自身に差し出せるものが何もなかったため自分を差し出した、という意味合いが強い。
大きさは普通の兎と変わらずできることも少ないので黙っていれば実はただの兎となんら変わらなかったりする。
経緯:謎/精神病
兎月自身の問題は月兎の『概念』のマモノ化、というところである。実のところ兎月は月兎の自覚と逸話を記憶としての保持はあるものの、実感がまるでない。本来月兎は神様と出会う逸話もあるため、存在するのであれば非常に長寿な部類である。にも関わらず、東京に来る前の実体験としての記憶がない(そのため出身地が月ではなく不明)。親兎から生まれた記憶もなければ、それまでどうやって生きてきたのかも不明。そして『概念』のマモノ化故に、兎月が地上にいようとも月から兎の形は消えないのである。兎月は常時発動している《固定概念》(下記に記載)により自己を認識をしているだけである。簡単に言えば記憶喪失に記憶を上書きをされている状態である。
それに加え、月兎には多様な解釈が世界中で行われていること、贄の逸話は複数あるということもあり、そういった逸話を夢の中で反芻することがよくある。《固定概念》により誰かのために身を投げ出し贄になるのは全く怖くはないにも関わらず、火に飛び込み焼かれたり誰かに食物として食されたりといった、『死』そのものがじっとりと体中を這うような感覚がある。《固定概念》による死を恐れない精神と死を体感しているような感覚の板挟みにあい、精神が疲弊しているのである。
この記憶喪失のような症状と精神的な疲労により精神科を受診している。とはいえ治療でどうこうできる問題でもないので処方されるのは精神安定剤と睡眠薬である。
ちなみに都市南ブロックだと顔が割れていてみんなから心配されてしまうのでわざわざ都心ブロックの病院に通っている。
その際に足替わりに十七夜月を使う。十七夜月は上記のことを知っており、兎月とはギブアンドテイクの関係である。兎月は都心ブロックまで運んでもらう代わりに、社会2で仕事があまりない十七夜月に都市南ブロックでの困りごと(仕事)を紹介している。
《固定概念》←オリジナル
常時発動型。性格から記憶、能力に至るまで兎月の全てを構成している要素。月兎に関する逸話そのもの。以下の能力値や特性は全て《固定概念》由来のものである。また分類名を告げることで相手に兎月の逸話を「子どもの頃に聞かされた昔話」として記憶を植え付け、「弱いマモノ」「無害なマモノ」と認識させることもできる。それ以外はデメリットとしての側面が大きい。
マギ《回生の妙薬》
不老不死の薬の逸話から。
身体2《毛皮》
本来の兎としての力。何も持ちえないがゆえに毛皮のみ。
異質6《星の加護》
月の加護。月が出ていれば本来以上の力を出せる…が、《固定概念》により「兎は何も持てないもの」という制約が自身にかかっているためできることはそう多くないかもしれない。
社会4《マスコット》/根源:善行
月兎という決して強くはないもののメジャーな逸話由来であること、姿自体も兎であること、《固定概念》による兎月の献身的な善性の持ち主であることから(特に仕事などはしていないが)魅了される人やマモノは多い。都市南ブロックでは「うづきちゃん」と呼ばれ、愛されキャラとしての地位を確立している。
《具現化》←オリジナル
シナリオ『世界を壊すように叫べ』後、《固定概念》がある程度コントロールできるようになり始めてきた。それは月兎としてではなく、兎月本人としての成長の証かもしれない。逸話の内容を少しの間だけ実際に現実の事象として表現できる、というもの。ただしこれがあるからと言って精神疾患は治らない。
《駿足》
シナリオにてあちこち走り回ったおかげか、それとも野生の兎としての成長か。とにかく足がはやくなった。
セッション履歴
| No. | 日付 | タイトル | 強度 | GM | 参加者 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 6/16 | 世界を壊すように叫べ。 | 10 | イモぽてとさん | こち |
| 身体+1、《具現化》 | |||||
| 2 | 9/15 | 綿毛はじめての | 10 | イモぽてとさん | こち |
| 《駿足》 | |||||