その他（設定・メモなど）

彼女は病弱で両手足のない人間として生きていた。「家業を手伝う事も出来ないのに金だけはかかる」と家族に疎まれていた。大停止後に今までの症状がマリョク欠乏の症状と酷似していることが判明し、半妖の可能性が高いとされ東京に引っ越した。
　
半妖が親族にいるなど恥だとして彼女は治療費の打ち切りと絶縁を宣言されてしまった。悩んでいたところ新東京病院の医師に義手作成をして、自立することを提案をされる。そしてあるロボット開発エンジニアと病院経由でコンタクトを取り、とある契約をして両手両足の義手を作らせた。

契約内容は「残りの治療費で完璧な両手足を用意する代わりに今後無期限で家政婦・警備員・研究員・その他雑用要員として雇用される」だった。無事便利な両手足（腕に関しては家政婦、警備員、研究員をさせる為か万能すぎる）を獲得した彼女は日々精進して働いている。

意外と自由な時間も貰える。義手を手に入れてからは毎日が楽しく、今までやってみたかった事、憧れていた事を試してみるのに忙しい。

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