藍原 珠々
プレイヤー:さばどら
「藍原 珠々です」
「……ええと、ぷにぷにしてます。よろしくお願いします」
- 分類名
- マリョクスライム
- 出身地
- 不明
- 根源
- 成長
- 経緯
- 具現化
- クランへの感情
- わくわく
- 住所
- 都心ブロック
- 強度
- 0
- 耐久値
- 20
- 能力値
-
- 身体
- 4
- 異質
- 6
- 社会
- 2
- 特性
-
- 《冷たき肌》
- 《マリョクそのもの》
- 《軟体》
- 《マスコット》
マギ
名称 | タイミング | 対象 | 条件 |
---|---|---|---|
《空間調節》 | 効果参照 | 効果参照 | なし |
[行動フェイズ]なら任意のタイミング、[ロケアクション]なら[【イニシアチブ】の確認]で使用する。[マリョク]の出目を[4]か[7]に変更する。セッションに3 回まで使用可能。 | |||
マモノ概要
プロフィール
- 身長
- 150cm(自らの意思で調整可)
- 体重
- ちょっと軽い
- 成績
- ぼちぼち
- 味
- ほぼ無味だが案外悪くはない
基本情報
聖マリアナ女学院1年生の、「マリョクのマモノ」。優雅探求部のマスコット兼空間清浄担当。マモノとして現界した際に聖マリアナ女学院生徒会長の「鈴峰 麗子」に拾われ、彼女のもとで暮らすと共に学園へと編入されている。対外的には「スライムのマモノ」ということになっている。
素直でマイペースな性格の持ち主。物事をあまり深く考えずのんびりとした思考をしており、感情のままその場の流れに身を任せがち。他人をよく褒める。多くのものが未知の彼女からすれば、周りの人がみんな凄い人に見える。
様々なものに興味を持つため、好物には多くのものが該当する。楽しいことや面白いもの、マリョク的に受け入れやすいものを好む傾向にある。嫌いなものは汚れたもの、猛暑と極寒。
行動
特に目的もなくその辺をうろつき、面白そうなものを見つけては何かにトライしている。マモノとして自意識を持ち始めてからまだ日が浅く、若干世間知らずな面があるため、持ち前の行動力を振るい様々な物事に触れて歩く。社会勉強という名目の散歩である。
もしくは、鈴峰と共に行動している。この場合、藍原が危険な物事や面倒な事案に首を突っ込むことを鈴峰がブロックできるため安全であり、基本的にこちらが推奨されるものの、生徒会長である鈴峰には藍原に常に付き添っていられるほどの暇はなく、前述のとおり一人でほっつき歩いている事が多々ある。付き添い役(遊び仲間)は他の優雅探求部が担うことも多い。藍原は身の回りのことを世話してくれる博識な鈴峰のことをよく慕っており、彼女の言うことには従う。
身体
彼女の身体は「マリョクの凝集体」である。形は人型を取っており、その振る舞いもほとんど人間のそれと大きく変わりはしないものの、いくつかの生態構成要素が独自のものとなっている。
骨格が存在しない。
彼女の身体は人間における関節の位置に制限されず、どこでも曲げられる。普段は人間から見て不自然な個所を曲げようとしない。また、圧力や刺突による痛覚とも無縁である。身体のどこかが切れてしまった場合、切断面を押し合わせることで再度接合する。ただし、電撃や炎といった属性的なダメージには人一倍敏感である。物理にはめっぽう強く魔法には弱い点にもスライムらしさがある。
「あとは……そうですね」
「爪がありません。たまに指の裏表が分からなくなります」
体温が少し低め。
外気よりも若干ひんやりした温度を保つ。手触りは人肌と同程度に柔らかく、全身がぷにぷにしている。暑さに溶けたり、寒さに凍ったりすることもある。再形成は自力で可能であると共に、身体の形状はある程度望みどおりに変更することができる。
「ストーブにはあんまり近づけないでください」
「溶けます」
呼吸を必要としない。
酸素を吸わずとも、生命維持に支障をきたすことはない。しかし、「吸って吐く」動作においては似たようなことが可能である。彼女は周囲のマリョクを口から体内に吸い込んでは、“新しい”マリョクを吐き出すことができる。これが優雅探求部における「空間清浄担当」たる所以である。人間にとっては環境の変化はまったく感じられないが、彼女が存在する部屋はマモノにとっては少しだけ居心地のいいものになる。
頭部から生えている半透明の球体を揺らすことでも、周囲のマリョク環境を調節できる。“呼吸”よりもいくらか大雑把に周囲環境を動かすため、こちらは主にマギ《空間調節》で使用される。
「立っているだけで、鳥さんや猫さんが寄ってくることがあります」
「もしかしたら、あの子たちもマモノなんでしょうか?」
食事はある程度人間と同じように可能である。
彼女は体内に取り込んだものをマリョクに変換することができる。変換は迅速かつ非常に高効率であり、キャパオーバーしたマリョクは頭部の球体から空間へ漏れていくため、人間に比べて短時間のうちに摂取できる食べ物の量が多く、満腹になってから再び何かを口にできるまでのクールタイムが短い。
「味覚はあるので、あんまり美味しくないものは食べたくないです」
「なんでもマリョクにすればいいってものじゃありません」
十分な睡眠を行うことで、身体のマリョクを安定させられる。
人間と同じように眠気を感じ、6~7時間前後の睡眠が適切とされることは変わりない。起きている間にあまりに大きくマリョクを操作した場合は、疲労感から普段より長めの睡眠が必要になることもある。
「連日徹夜するとどうなるのか、ですか?」
「したことないので分かりません。一晩徹夜した時は、頭の球が一回り大きくなりました」
主要な臓器はなおのこと、心臓や脳がないにも関わらず、人間と遜色ない行動が可能な理由については、現在解明されていない。
経歴
何者かが人為的にマリョクを人型になるよう錬成したのか、マリョクという存在が自然進化する後に意識を持つようになったのか、その誕生の経緯は不明。彼女の経歴は、東京都内を裸でうろつき、そのまま東京の外に出ようとしていたところから始まる。
偶然その場を通りかかった「鈴峰 麗子」に制止され、取調べを受ける。その際に藍原が「自分が何者なのかよく分からないまま過ごしている」「これからどうしたらいいのかもよく分かってない」と証言したことから、その場はひとまず鈴峰の学生寮で介抱されることになる。
鈴峰は学校内の設備や書物、人脈を利用し、藍原が何者なのかを数週間探り続けた結果、彼女が「マリョクの凝集体」であることを突き止めた。この世界では「マリョク」は先進的なエネルギー源であるため、彼女がその凝集体ともなれば、このことを公にした状態で彼女を世間に野放しにしておくのはマズい気がする。そう判断した鈴峰は、ひとまず彼女を「スライムのマモノ」として学園に入学させ、自身の管理下に置くことにした。
結果、藍原は『聖マリアナ女学園』の1年生として、毎日元気に過ごしている。
藍原は自身が「マリョクの凝集体」であることを認識しており、かつ鈴峰に言われた通り、表向きは「スライムのマモノ」として活動している。彼女が「マリョクの凝集体」であることを知っているのは、現在藍原と『鈴峰 麗子』、そしてクランの中でもよく藍原と関わる[他PCたち]のみである。
入力項目
根源:成長
マモノとして新しい技を会得したり、自身の対しての理解が進むことを喜びとしている。学力の向上はこれに含まれたり含まれなかったりする。
クラン『優雅探求部』への感情:わくわく
淑女になる気があるかどうかは置いておくとして、部室で過ごしていると高確率で変な案件が舞い込んでくる。藍原は、クランの凄いメンバーたちと舞い込んでくる変な案件を解決できることを楽しんでいる。
特性
身体:《冷たき肌》
これも概要の通り。
「夏場に涼む」「冷たい飲み物の温度をキープする」などのことができる。
「鈴峰が熱を出したときは、一日中冷えピタ代わりになっていたこともあります」
「私には病原菌の働きは意味を為さないので、近くにいてもへっちゃらです」
異質:《軟体》
凡そは概要に書いた通り。
「柔軟な身体を活かして狭いところに入る」「しゃがんだ姿勢で坂道を跳ねながら転がる」などのことができる。
「そんなに変わって見えますか?」
「あなたたちにとっては猫のほうが身近で、猫のほうが私より柔軟じゃないですか」
異質:《マリョクそのもの》
大気中に舞う、あるいは地点に残されたマリョクには他者より極めて敏感である。
「他のマモノが残したマリョクの残滓を読み取る」「空気中のマリョクの流れを察知する」などのことができる。
「この辺には古いマリョクがたくさん散らばってます」
「誰かがマモノの力をたくさん使ったみたいです」
社会:《マスコット》
若干奇妙ではあるものの、非常に愛くるしい外観はしている。それが具体的にどの程度役に立つかは分からないが。
「お金の使い道がよく分からないので、鈴峰に聞いてみたことがあります」
「『服を買ったらいい』って言われました」
マギ
《空間調節》
元マギ名:《浄化の音》
自身に蓄えられているマリョクを大気へ解放、または大気のマリョクを自身に吸収することによって、周囲空間のマリョク量を調整する。首をぶんぶんと強く振ると、頭部の球体が活性化し、そこからマリョクを大量に放出したり吸収したりする。
周囲のマリョクを自在に精密に操るほどの練度はまだ持ち合わせておらず、その調整域にはかなり制限がある。
「ぶんぶんぶん……」
「あ。ちょっと振りすぎました。マリョクの補充が必要です」
取得予定マギ
折り畳み
- 《いたずら》
- [行動フェイズ]なら任意のタイミング、[ロケアクション]なら[ラウンドの終了]で使用する。[マリョク]をリセット(P 150)する。セッションに3 回使える。
《浄化の音》と共に、彼女が空間のマリョクへ働きかける力を表すマギ。《浄化の音》に比べ発動タイミングが多いことから、鈴峰による能力の使用制限が多少緩和されたことを意味する。
- 《祝福の風》
- 対象が与えるダメージを[お前の【異質】]点増やす。効果の適用後、[マリョク]を1 下げる。ラウンドに1 回使える。
対象の周囲にマリョクを一時的に集中させることにより、能力の発現をサポートする。現在はここまで高度なマリョクの操作は不可能である。
セッション履歴
No. | 日付 | タイトル | 強度 | GM | 参加者 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 2023/10/03,05,06 | ブラックキャット・クローセス | ありさん | たれにらさんランサネさんさばどら | |
成長10点 |