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『人鬼血盟TRPG　ブラッドパス』のキャラクターのコンバート。

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苗字の「弓川」はかつての相棒のもの。名乗り続けることで忘れないようにしている。左足の甲に黒い三日月の模様が浮かんでいる。吸血鬼にしては日光に強い・吸血衝動も強くないので割となじんでいるように見える。被ってる帽子は日よけ用。吸血鬼として発生した時から13歳の姿をしている。情緒はいまだ発展途上。こちらの東京に来てからは初めての学生生活を送っている。

相棒を案外あっけなく喪い、これからどうしたものかと思っていたら自分の知らない日本に来ていた。なんだか息苦しいし困っていたらあれよあれよという間に東京行きが決まり、手続きの際に名前を聞かれて名前を名乗り、苗字の有無を聞かれて咄嗟に出たのが相棒の苗字だった。発生してからの四年間、誰の苗字も名乗らずに、依るものがなくても自分は自分と思っていたが名乗る者がないなら自分のものとしてもいいだろう、と心境の変化があったようだ。

『ブラッドパス』世界の吸血鬼は皆吸血鬼になった時点で感情の一部が欠落する。彗は生まれつきの吸血鬼なので生まれつき自身への執着が欠落している。彼女が自分を大切にしているように見える時は『自分のため』ではなく『かつて自分を大切に扱った誰かのため』である。今すぐ終わるのはさすがに駄目だろう、しかし自分のために生きるなどできそうもない、ならかつての相棒が自分にしたようにそのために死ねる物を探して生きてみよう、という経緯の【生きがい】である。

『ブラッドパス』世界の分類でいうなら起源は源祖(世界から生まれた吸血鬼)、流儀は火華(銃火器使い)。《血奏法》はブラッドパス世界からの持ち込み。自身の血液を媒介に様々な現象を引き起こすことができる。彗の場合は自分用の武器作成に特化している。