その他（設定・メモなど）

いつからだったか、俺が一部の人間から死神なんて呼ばれるようになったのは...
神の一人である俺は神としての仕事をしなくてはならない
しかし、他の神と違い俺には特質した何かを持っているわけじゃなかった
農を栄えることも、知識を与えることも、力を与えることも、命を与えることも
俺には出来なかった

そんな俺がみつけた一つの仕事
それが人斬りだった
人を殺めることも時に人の役に立つと言われる
それは俺が体現したようなものでもあった

人を斬った
血を浴びた
斬って...斬って......斬り続けて
俺は人に厄災を呼ぶ死神...なんて呼ばれるようになった
そんなつもりでやった訳じゃない、そうするしかなかった
俺がいる理由が欲しかった

だが、俺にはこれが合ってるようだ
もしかしたら人の生死を決めるのが俺の役目だったんじゃないかと思えるくらいには活躍が出来た

しかし、今となってはそんなのなくなってきた
自身に呆れを覚えて殺しを少なくした
今の時代、俺の役目の代わりなんて多く存在する
なら俺ももういいか
仕事は多少なりともする
だが、そろそろ隠居生活に勤しむことにするかねぇ
俺はもう裏の表に出る必要はない
どうせなら俺を......

性別:男
年齢:忘れたよ、とっくの昔にな

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