その他（設定・メモなど）

幾つもの刻を越え、然れど目にした光景にどれ程の変化があったのだろうか...

茶毛で小柄で丸く短い耳の見た目はネザーランドドワーフ種の子兎といったシラだが、ただの飼い兎とは異なり服を纏い人語を話し、首元には似つかわしくないほど大きな懐中時計を半ば引き摺るようにぶら下げている。
シラはここ江戸川の橋架下一部にたむろする浮浪者集団...もといクランの拠点に住み着き、ゲーム機を操作しながら大好物のリンゴスティックを頬張る生活をしている。今は自宅警備員を生業としている様子。かつて不思議の国で稼ぎ使わず終いだった資産を食い潰す勢いで趣味に没頭し、有事以外での外出もしていない。本人曰く「軽く数百年は遊んで暮らせる」らしいが、残高はまだ確認していない。

シラの持つ能力には「多少なら時を遡る」「愛でて撫でる人間の生気を吸う」がある。

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