若摸イフ
プレイヤー:ウサギ
- 分類名
- けだもの(狼)
- 出身地
- 遠い何処か
- 根源
- 美学
- 経緯
- 謎
- クランへの感情
- 住所
- 都下西ブロック
- 強度
- 0
- 耐久値
- 20
- 能力値
-
- 身体
- 4
- 異質
- 6
- 社会
- 2
- 特性
-
- 《疑似餌》
- 《おそろしき》
- 《星の加護》
- 《サービス業(聖職者)》
マギ
| 名称 | タイミング | 対象 | 条件 |
|---|---|---|---|
| 《月齧り》 | 効果参照 | 単体 | 3~9 |
| 《福招き》 対象がダイスロールした直後に使用する。そのダイスロールをもう1度やり直す。シナリオに2回使える。 | |||
その他(設定・メモなど)
オリジナル特性・名称変更マギについて
オリジナル特性<疑似餌>:マモノ認定基準ギリギリのマリョク反応がするだけの人間…に見える器官を持っている。恐ろしい本体の姿を誤魔化し、見る者の油断や安心感を誘う。
名称変更マギ<月齧り>:本来は月光を喰らう程の力を持っていたが、今のイフでは「齧る」程度が限度…だとか。代わりに食が繊細になったのか昼間でも月を何となく捕捉できる。
何もかも、そう、何もかもを”また”忘れてしまった。
また、というのも実際は実感がない。ただ漠然と、自分は全てに置いていかれたという感覚だけがあった。
「”もしも”違っていれば」…その言葉に何かを感じる。慈悲か、憐憫か、使命感か、共感か。
ただ兎に角、そう願うものを掬ってやろうと体は勝手に動いた。
・・・・・・・・・
私/貴方、お前/名前呼び捨て、肩書
「イフと申します。……何かお困りですか。」
「気安くもしもこうならばと宣うような何の覚悟もない奴は、消えたって誰も困らない。…そう、例え食われたって、誰も。」
『かつての力は随分削がれたのだろう、しかし私の身体は憶えている。ずっと、お前のような奴の願いを聞いてきたんだ。』
狼の怪物ということになっているマモノ。最初に自己申告した種族名は"けだもの"。
冷たい美しさを持つ黒髪の青年に見えるが、彼の影に本性である狼に似たけだものが潜む。
自身の過去も在り方も忘却しており、特段目的もなく彷徨っている。
ただ多くの誰かに願われていた自覚があり、過去の自分を何となくなぞって生きている。
普段は適当な教会で修道士として働き、訪れる人々の悩みを聞いたり、悩みを無慈悲に切り捨てたり、真に「もしも」を願うものを唆したりしている。
ある民話から生じたマモノだとされているが、記憶が欠落している都合元ネタよりかなり穏当。
今のところ命は奪っていないし多少の融通がきく。
その気になればマギで多少の強行手段をとれるが、制限が多い為フィジカル頼りのお悩み解決も多い様子。
元々はもう少し強力な力だった…気がするらしい。
・・・・・・・・・
「ないもの授けの"モシモ"」
海外の古い伝承。月夜に現れ、「もしもこうだったなら」と嘆き願うものの祈りに応える怪物。
彼に願いを叶えてもらったと証言する者は誰一人としていないのに、何故かひっそりと名を残している不可思議な民間伝承。
曰く、祈りを叶え運命を変える力を持つ代わりに、願った者が安易にまた「もしもこうだったなら」を口にすると"モシモ"は魂を喰らいにやってくるという。
安易に自分の歩んだ道を否定してはいけない、自分の過ちを受け止めていきなさいという教訓から生まれた童話だという説がある。