その他（設定・メモなど）

人形の人形師・人形作家。一人称は「マリ」。
暴力団の事務所に安置されていた人間大の人形に宿ったもの。
憑いた頃は自己意識が低かったため殺人の為の道具として利用されていた。

ある日半壊して打ち捨てられていたところを此花家に拾われる。
四肢が使い物にならなくなってしまったため自身の体を改造し、その過程で操り糸のマホウを編み出した。

両親への恩返しをすべく稼業の人形師を手伝う傍らで、人並の教養を身に着け育っていった。

容姿と喋り方からダウナーで冷たい印象を受けるが雰囲気だけで、さっぱりしていて結構大雑把な性格。
本人は感情豊かな方だと思っているらしい。語尾に「です」を付けるが父親の影響か口調が荒い。

《マリオレッド》はマリョクで生み出した赤い糸を使い、自分の体を操る事ができるマホウである。
彼女は胴部と頭以外を取り外す事ができる体を持っているため
これを利用する事で自身の体を人体構造から外れた動きを強制できる。
たとえば腕を体から切り離し、飛ぶパンチなどを撃つ事もできるが
もともと自分を対象にした能力であるため、糸の射程は5mほどとさほど長くない。

前職（？）ではこれを活用して暗殺稼業を行っていた。
現在は卓上から冷蔵庫まで手を伸ばすのがめんどうくさい時などにしか使っていない。

とある縁から、フェイスレスのフーギィとデュラハンのイドと共に
自分達の名前をもじったクラン「レッドフード」を結成する。
時に自分らの仕事をこなし、時にクランとして連れ立って依頼を処理する新しい生活は、結構気に入っている様だ。

なお、育ての両親は天寿を全うしており、今は独りで此花人形店を切り盛りしている。
本人の性格からは想像だにしないが、手先はとても器用で料理も上手い。

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