F・F
プレイヤー:M.R
さぁ貴方もご一緒に…スマーイル!
Picrew:笑顔仮面すこメーカー
- 分類名
- 呪物
- 出身地
- イギリス(がモチーフの悪役令嬢モノの小説の世界)
- 根源
- 享楽
- 経緯
- 好奇心
- クランへの感情
- ライバル
- 住所
- 都区東ブロック
- 強度
- 0
- 耐久値
- 20
- 能力値
-
- 身体
- 6
- 異質
- 4
- 社会
- 2
- 特性
-
- 《おそろしき》
- 《冷たい肌》
- 《ばらばら》
- 《アシスタント》
マギ
| 名称 | タイミング | 対象 | 条件 |
|---|---|---|---|
| 《仮面舞踏:篭目篭目》 | 効果参照 | 単体(クラン) | 6~12 |
| 《トリックスター》 [【イニシアチブ】の決定]のダイスロールの直後に使用する。対象とお前の【イニシアチブ】を入れ替える。 | |||
その他(設定・メモなど)
・マギ
仮面舞踏:篭目篭目
元データ:トリックスター
呪いとしての本懐。その一端であり、かつての使用用途にちなんだ力。
本来は仮面舞踏会用の仮面であったFFはポジションチェンジを得意とする。踊る相手が入れ替わり続ける舞踏会のように、戦場というダンスホールで相手を入れ替えるのが、このマギである。
しかしながら、どれだけ取り繕とうと呪いの力。使い方を誤れば、容易く人を殺す事が可能であり、それは忌むべき力である。
存在の核として刻まれた性の、なんと残酷なことか
・キャラ設定
都区東ブロックでは、このような怪談がある
『楽しんでいる時に、カタカタと音がしたのなら…絶対に無視しなければならない。そうしなければ…音の正体が満足するまで、永遠とその遊戯をし続けなければならなくなる』と。
そして、それは事実だ。FF(エフツー)と名乗るこのマモノは、楽しいこと、即ち愉悦を追い求めるマモノである。
『笑顔であることこそ知性あるものの証であり、至上の幸福である』
という信念を持ち、常に人やマモノの笑顔の為に奔走している。怪談は、その弊害である。
というのもFFは『相手が笑顔になっている』事を重要視するあまり、相手が笑顔でないと常に付き纏い、笑顔になるまで遊びに誘ったり、下らないジョークを言ったりとまるで獲物を追う獣のように執念深くなる。その為、本人に悪意は無いものの怪談話になる程に、その存在は恐れられている。
現在はクラン『Potluck』にて『絶対滑らない!爆笑必殺!666と+13、付属4本のジョーク本!』というあんまりにも露骨すぎて失笑が漏れ出るような本を出している。
クランとの出会いは笑いの模索中に立ち寄ったコミケでの目的のものが手に入らなかった怨嗟と、自らの創作物が売れた喜び、そしてコミケを歩み去る人やマモノの笑顔に惹かれ、目に付いた『Potluck』に加入。笑いを追い求める者としてのライバル意識を(一方的に)燃やして創作活動に励んでいる。クラン内で気に入っている作品は『刃先の舞踊/ワルツ』、『物をこワさずオイシいをツくる方法!!』。気に入っている理由は
『刃先の舞踊/ワルツ』
「私の生まれた世界と似ているのもありますが、愛憎というものは私と縁深いもの、大変美味なものですのでこうして眺めて、口だけではなく私の目にもご馳走しなくては!」
『物をこワさずオイシいをツくる方法!!』
「私自身力が強いのでよく調理道具を壊してて参考にしたかったのです!他にも『微笑ましい』、という笑いを知るのにも役に立ちますから大変お気に入りです!」
またクランリーダーであるアトロポスが何らかの理由で出れない時は、リーダー代理として動く。選出理由はアシスタントとしての観察眼からである。
またFFも出撃不可の場合、話し合いで決まる
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そして、もう1つ。FFが恐れられている理由が一つある。それは、マモノとしての由来だ。
FFの起源は今は絶版となり現存するものの少ない悪役令嬢モノの恋愛小説。そしてその小説の中で、舞台となった国は破滅するのだ。そしてその破滅の原因に深く関与し、ある意味では破滅の原因とされている。如何に小説の中とはいえ、国を滅ぼす程の呪物として、FFは恐れられているのだ。
その物語においてとある伯爵令嬢が、王子の婚約者を陥れようと、呪いを掛けた仮面を作り上げた。その仮面の呪いは2つ。
『張り付いたら、死ぬまで取れない』
『仮面が張り付いた物の周りで、奇怪な現象が起こる』
というものである。
1つ目の呪いはともかく、言葉にすると2つ目の呪いは大したことがないように思えるが、評判を落とすだけなら十分すぎるほどの効果を持っていた。
実際、その仮面は悪役令嬢とされる王子の婚約者に被され、そして目論見通り辺境への駐在という、実質追放刑に処された。
この時、伯爵令嬢にとって一つだけ、誤算があった。それは、呪いの仮面が自我を確立したことである。
婚約者は泣いていた。
『何故私は陥れられたのだ』
『何故こんな目に合わなければならない』
政略結婚だった。そこに満足はなかった。けれど国の為、家の為ならと受け入れていた。しかし、その決意を嘲笑うかのように、婚約者は追放刑に処された。
『美しいお嬢さん、何故お泣きになるのです?』
辺境へと移動する馬車の中、誰もいないはずなのに声がする。
『…誰でしょう、姿を見せなさい』
落ちぶれたとしても、王子へと嫁いだ貴族としての誇りは未だ燻っており、謎の声へと毅然と立ち向かう。
『姿は既に見せていますよ?私は貴方が付けている仮面です』
その事実はまるで春雷のように、婚約者を撃ち抜いた。呪いの仮面だとは思っていた、しかし自我を持っているとは
『私は…Fake・face(偽物の顔)。長いのでFFと呼んで頂ければ。』
『…それで、そのFF様が何用ですの?私から離れてくださいますの?』
話しかけてきた衝撃が薄まる程、怒りが押し寄せてきた。自分が貶められた原因の1つが、こうも呑気に話しかけてくるなぞ、誇りが許さなかった
『そう怒らないで下さいませ、私の身体が割れてしまいます。そうですね…私、笑顔が大好きなんですよ』
『…はい?』
耳を疑った。呪い。即ち他者を陥れ、奪い、殺し、周りに害を振りまく存在が、笑顔が大好きなどという話は聞いたことがない
『ですので、泣いてる貴方を見るのは心が締め付けられ、張り裂けんばかりでして…。そこで、私の創造主がしていた一部始終を見ておりました。創造主は、笑っておられました。あんなにドロドロと、鼻につくほどにおぞましく輝く笑顔は見た事ありません!』
『………』
恐らく、自我は生まれた時から持っていたのだろう。そして、理解した。この呪いは危険だ。笑顔が好きだと言ってはいるが、その実言葉の裏には無邪気な善意がある。きっと対象を『笑顔』にする為なら、どんな悪事も笑って実行してしまう。そんな狂気にも、悪意にも似た善意が。
『そこで、です。泣いてる貴方を『笑顔』にしたい!ですが私は笑顔のさせ方を知らない!知っている笑顔のさせ方は、創造主の物だけ!ですから私の知っているやり方で、貴方を笑顔にしたい!あのふんぞり返った、まるでカエルの王様のような王子に!他人を出し抜き贅沢三昧したいだけの蛇のような創造主様!彼等を貴方と同じ目に合わせ、そしてそのショーを、最前列でお届けしましょう!対価は…私に、笑顔のさせ方を教えること!どうです、素晴らしい提案でしょう?』
…狂っている。この呪いは本気で、私の笑顔の為だけに伯爵令嬢や王子を陥れようとしている。如何に私を裏切り、陥れた怨敵であり、愚物である彼等と言えど伯爵家に連なる者と、王のただ一人の直系。破滅させれば国が立ち行かなくなるか、衰退への道が短くなることだろう。しかし…
『乗りましたわ、その話。私を笑顔にしてみせなさい。その為ならこの身体も、私の未来も、この国さえも、自由になさい』
『交渉成立…さぁ、国ひとつをふんだんに使っての抱腹絶倒のショー、楽しみましょう!』
これはコショウのような笑いと、焦げたパンのようなにがーい悲しみ、そして暖炉さえも縮こまるような灼熱の復讐のお話!そして私が生まれたその瞬間でもあります!
…どうです?
た の し め ま し た ?