その他（設定・メモなど）

無性で小柄な金属人形。（少女っぽい見た目ではある）身体が高密度の金属合金で構成されているため、見た目に反して非常に重い。一人称は俺。

無数の銅線を束ねたような、赤錆色のツインテールに加え、継ぎ接ぎや溶接の痕が全身に走っている。これは度重なる戦闘と《悪食》による自己改造の歴史そのもので、この姿こそが《おそろしき》威圧感の源となっている。油とススで汚れたオーバーサイズのツナギが基本スタイル。

ぶっきらぼうで口が悪い、典型的なツンケンタイプ。感情表現が極端に下手で、言葉が足りずに相手を突き放すような物言いをしがち。ただ、かけもちとして日々依頼主を相手にしているため、処世術は身についている。また口は悪いがパーツの価値を見抜く目は確かで、「代金さえ払えば、最高の仕事をする」という職人気質な信頼を得ている。

非常に情が深く、一度仲間や守るべきものと認識した対象には、命を懸けて尽くす。

幼少期お世話になった爺さんがいる。元々は瓦礫の中からその爺さんに拾われた記憶のない金属人形だった。彼からラウタルという名前と、「壊れたモンは、直せばいい。もっといいモンに作り替えりゃいい。」という在り方を教えこまれ、自我を確立した。《死に損ない》で何度でも立ち上がるのは、この教えの実践でもある。

（なんらかの組織によって）爺さんに手を出されたときに、ジャンクヤードの一角を更地にするほど暴れた結果、トーキョーに連行された。

彼女にとって食事は補給と自己改修そのものであり、鉄やアルミは日常食となっている。戦闘で倒した敵の装甲や武器に使われているレアメタルや特殊合金はご馳走であり、自身の体をより強固に、より高性能にするために使われる。

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