ゆとシートⅡ for KIZ(キズナバレット) - ゆと工公式鯖

輝咲 アリア - ゆとシートⅡ for KIZ(キズナバレット) - ゆと工公式鯖

輝咲 アリアきさき ありあ

プレイヤー:M.R

もし、そこのアナタ…アナタはどんな音で壊れるのかしら?

種別
オーナー
ネガイ
表:
破壊
裏:
究明
耐久値
25=(12+9+4)
作戦力
17=(4+3+2+8)

ヒトガラ

年齢20 性別
過去 歪な伽藍たる性:何もかも虚しく感じてる。壊した時だけ、生の実感がある。
経緯 好奇心
外見の特徴 服装:改造シスター服を着ている。口にはドクロを模したマスクを着けていてベールを始めとして全体的に鋭い印象を与える。その鋭さは神敵に下る罰を体現しているようだ。本人は特に信仰なんてしてないが。
住居 マンション:行きつけのスイーツ店が近いところに暮らしている。尤も、そのスイーツ店には安らぎを覚えなくなって久しく、その店のスイーツだけが、心を落ち着かせる。
好きなもの ミルフィーユ:層を切り取って食べるのも好みだが単純に味が好きというのもある。
嫌いなもの 鍵:よく失くすし、なにより内側の物を閉じ込めるみたいでキライ
得意なこと 1.演技:誰にでもなれる…訳ではないが精神的な特徴と肉体的特徴を除いて他者のトレースが出来る。普段の敬虔な態度も演技している。きっとこの異常なまでの正確な模倣は中身が伽藍堂ゆえだろう。2.瞬間記憶。カメラのように正確に、記録すべき物を捉え、記憶する。攻撃の動作から他者の何気ない所作、日常の何気ない風景でさえも。破綻している筈の己は、どこか変わったようだ。
苦手なこと 片付け:壊すと楽しいから自身の周りは疎かになりがち。壊してしまったら?それはきっと神のオミチビキ
喪失 感覚:痛覚。どれだけの傷を負っても痛みを感じない。血を失って四肢から冷えていく感覚を味わって初めて…壊れていく実感がする。
ペアリングの副作用 依存:甘味。種類を問わず甘いものが好きであり、ペアリングしてからは一層拍車が掛かった。少しも太る素振りがないのは神が与えた理不尽である。まぁ信仰なんてしてないが。
使命 味方:全部を知るまで、絶対に壊させない。
所属 聖伐騎士団
おもな武器 聖伐騎士団から賜ったオーダーメイドのハンマー。ハウンズである笠原の手によりハンマーを振るう自らの絵が書かれている。アリアはこれを内心かなり気に入っており、時々この落書きをなぞる。また、笠原からのプレゼントにより替刃を装着すれば、重さによって神敵を断罪する、断頭台の如き異形の大剣へと姿を変える。

パートナー:笠原 辰馬かさはら たつま

プレイヤー
CanI
年齢
35
性別
男性
ネガイ(表)
享楽
ネガイ(裏)
守護
リリースの方法
拳をぶつけ合う

マーカー

位置
相手からの感情1
依存
相手からの感情2
憎しみ
最初の思い出
自身の散らかり放題な汚部屋を聖伐騎士団のリリアナにどうにかするよう言われていた。それを再三無視していたら同居予定であり何とかするようリリアナに言われた自身のハウンズである笠原 辰馬が部屋の惨状を見て激昂。以降根本的なところの相性が壊滅的に合わず、仲違いをしている。
個人的には、そうやってムキになって怒るところが好印象だったのだけれど。

キズナ

物・人・場所など 感情・思い出など ヒビ ワレ
行きつけのスイーツ店
落ち着く
愛用のハンマー
これだといい音が出るから好き
星宮市の商店街で食べた杏仁豆腐
平穏の味
斧の替え刃
ハウンズからの信頼
あっという間に終わった戦闘
物足りない
笠原の献身
よきにはからえ
笠原さんから貰った電話
痒いところに手が届く
獲物についた落書き
意外と可愛い
プレゼントのアクセサリー
今あることへの喜び
笠原さんの願い
羨ましい

傷号

1
[標本人生]

キズアト

《標本人生》
ドラマ ヒトガラ タイミング 対象 制限 解説
誇大妄想 常時 自身 なし [パートナーのヘルプ]を受ける場合、その効果で増える出目に+1する
決戦 タイミング 対象 代償 制限 解説
ダメージ軽減 自身 【励起値】2 シナリオ3回 受けるダメージを[自身の【作戦力】点軽減する]
《写心記録》
ドラマ ヒトガラ タイミング 対象 制限 解説
得意:瞬間記憶 調査 自身 シナリオ1回 あなたが[得意なこと:瞬間記憶]をロールプレイした[調査シーン]で使用可能。あなたが行なう[調査判定]に+1Dする。
決戦 タイミング 対象 代償 制限 解説
ダメージ軽減 単体※ 【励起値】3 ラウンド1回 対象に与えられるダメージを[2D+5]点軽減する

設定・その他メモ

履歴

Vanitas vanitatum et omnia vanitas.
コレヘトという者は言った。「ああ、虚しい。この世は全て虚しいものである」と。

輝咲 アリアという女は幼少の頃、幸か不幸かこの言葉に出会ってしまった。
アリアには分からなかった。この胸を蝕み続ける寂しさは何なのだろう。なぜ今日を生きる周りの人間がこうも違って見えるのだろう。なぜ自分は周りのように何かに没頭できないのか。
何故?なぜ?ナゼ?ナゼ?ナゼ?ナゼ?ナゼ?なんで?ナンデ?ナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデナンデ?
そして、1つの言葉を知った。小学生の頃、学校にやってきた神父の持っていた旧約聖書に書かれていた一節。

「Vanitas vanitatum et omnia vanitas.(ああ、虚しい。この世の全ては虚しいものである。)」

天啓だった。自分を苛み続けるこの空白、この空虚。それは虚しさなんだと気がついた。
その日からアリアは変わった。これまで何事にも真剣に向き合い、なんであろうと途中で投げ出さなかったアリアは生きた抜け殻のようになった。
ただ生きるためだけに生きていた。それと同時に周りを見る目も変わった。
「全部虚しいのに誰も彼もなんで一生懸命に生きてるんだろう」と。一種の哀れみさえ抱いていた。
そして、人生で2度目の転換期が訪れる。
高校時代、ひょんな事から意図せず装飾品の壺を割ってしまった。

『ガシャンッ!』

静かな空気を切り裂いたその音は、普通であれば肝を冷やすようなものだったろう。けれど、アリアにとっては違う響きを持っていた。
空っぽの胸を満たしていく愉悦、生の実感を覆い隠した半透明の布が剥がされていく感覚。
本人すら困惑していた。

『楽しい…愉しい。タノシイ!』

初めて生きてる気がした。生きる歓びが全身を余すことなく撫で上げた。
そしてその日以降、アリアは再び生き生きとし始めた。自身の根底に根付いた考えが変質したからだ。

『確かに自分の生きるこの世界全ては虚しいものだ。それだけは変わらない。けど、どうせ意味がなく、虚しいものなら…自分が壊しちゃってもいいよね!』

その日から色んなものを知りながら、知る為に壊した。壊して初めて、壊したものについて完璧に知れた。そして、社会で生きるためには人について知らなければならない。けれど破綻した人間とはいえ良識は備えていたので人を壊す訳にもいかず、ただ毎日どうするか考えながら色々な事を調べながら暇を潰してると、偶然キセキ使いなる存在や、それを壊すオーナーやハウンドなる存在、そしてそのコンビ…『バレット』の存在にたどり着く。
そして何かを壊したくて仕方ない自分が所属しやすい組織を探していて、一番最初に見つけたのが神敵に苛烈な罰を下す聖伐騎士団だった。
所属するにあたり、神とやらを信仰する敬虔な態度を取った方がいいだろうと思い、事前に宗教や信仰、作法を調べ、実際に修道院に入り信者の立ち振る舞いや行動を学び、完全に模倣した。
そして、『オーナー』としての適正を見出され、正式に聖伐騎士団に配属された。
初任務の際、聖伐騎士団の調査に使われていたカバーカンパニーが派遣されている所と仕事が被り、自身の破壊行動で派遣された社員の仕事がパァにしてしまった。その社員こそが、後に自身のハウンドになる『笠原 辰馬』だった。
そして、その任務にて特異な膂力と、その破壊衝動による甚大な破壊被害により、聖伐騎士団から要監視だと認識され、以降絶えず組織の監視の目がついている。本人は少しうざったく思うし、何かとその目付け役が何かしたんだろうと思い込むようになったが別段深刻に考えてはいない。

邪魔になるなら…コワセバイイモノ♪

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…しかし、運命は壊せなかった。笠原を連れ去っていった運命は。
最初は、面白い奴だと思った。
それと同時に、気に入らないヤツだとも。
自分は異常者である。壊さなければ、その対象に対して深く知れない、生きる実感というものも、何かを壊さなければ分からないという致命的な欠陥を持っている。
けれど、その欠陥すら忘れてしまう程に、興味を持った。自分には無い、亡き家族への望郷も。自らを嫌っている癖に私の世話を焼くところも。普段は戦闘を避けたがるクセに、戦闘の時は生き生きとしている事も。何もかもが、自分には無かった。
その全てを羨んだ事もあるが、自分が虚しいと思う事へそこまでの執着を持つその理由も、知りたかった。
だからだろうか、星宮市に来た理由。『星願のテンシ』に『自らを"普通"へと転じる事』を願おうと思ったのは。最初はただ、「興味深い相手とのちょっとした仕事」だと思っていた。けれど、1日、また1日と星宮市に滞在し、敵を倒し、日常を過ごしてキズナを紡ぐ内、自らの中の虚に、笠原の存在が入り込み、大きく占めていったのだ。
これが恋慕なのか、仲間としての信頼なのか、自分には見当もつかなかった。ただ、願いが「普通になる」から「笠原との日常を続ける」に変わるあたり、きっと自分は何か変わったのだろうと思った。


…笠原との最後の仕事、『星願のテンシ討伐作戦』。
キセキ使いとは格の違う、テンシとの戦闘。自らの中の思い出が、パキリ。パキリ。と音を立てて壊れていく…自分を構成している物が壊れていく不快感に身を焦がしながら、ハウンドたる笠原に命令を下す。笠原が防御、回避し得ない物は自らが砕き、自らの攻撃を、笠原が援護してくれる。
そして、遂に致命的な隙を作り出し、気に入っていた筈のハンマーをテンシに向け、投擲する。テンシはその重量に弾かれ、吹き飛ばされた先には、大剣を構えた笠原が、テンシの体に刃を突き立て、刺し貫いた。銀霧が散り、テンシの末期の言葉を、テンシへと転ずる提案を、笠原は断り、私は中指を立てた。
仕事を終え、祝勝会を開こう。と、笠原へと振り返ると…
「自分の時間はもう終わりみたいですね」
そう言いながら、青の砂へと変わっていく『笠原/ハウンド』の姿があった。
…何故。なんで、なんで笠原が晶滅するんだ。
伽藍だ、虚ろだ、と言っていた自分を嘲笑うように、自分の中でありとあらゆる感情が渦を巻く。けれど、まるで能面を被ったように、その内心は外には出なかった。
自分の家族へ会いに行くまでの寄り道を長くし過ぎたと。一言紡ぐその間にも、砂へと変わっていく。
私は、そんな結末をただ見ることしか出来なかった。「そう遠くない内にそっちに行く」。「奥さんと子供によろしく」。
ぐちゃぐちゃになっていく私の心とは裏腹に、砂となっていく笠原につらつらと、そんな手垢のついた、反吐の出るようなつまらないセリフしか返せなかった。そして、「自分がいなくともしっかりしてくださいよ」。その言葉を最後に、笠原は青の砂になった。青の砂山となった笠原を見つめていると、自分の中にあった笠原との思い出がまるで映写機のように映し出される。まるでテープを回すように、するすると写り変わる。虚しさしか感じない筈の自らに、グルグルと渦巻きのように感情が混ざる。
自分が大切に思っていた、笠原が死んだ。そんな世界に不満は無い。人が死ぬ事は当たり前で、人が1人死ぬ度に変わるような優しい世界なんてものはない。それは分かっている。けれど、その世界を作った癖に、その教義に則って戦って、その果てにその信徒が死んだ事に何もしない、何も言わない神が、元々ない信仰心にトドメを刺した。憎かった。壊したかった。
「やっぱり神なんてものは、いなかったわね」
銀霧が消え、幾億もの星を湛えた空を睨んで、そう呟いた。
あれからどれ程立っただろう。『テンシを殺し、神敵を討伐せしめた英雄』。私はそんな栄誉から背を向け、独り、フリーランスの傭兵になった。笠原との『想い出』の残る家を引き払い、テンシ殺しの褒賞で得た金を使ってバーを立てた。
逆さ十字のネオンサインが特徴の、BAR『アンチクロス』。笠原が死んだのに何もしなかった神への、ちょっとした意趣返しだ。
一日の営業を終え、仕事着になった騎士団時代の修道服を脱ぎ捨て、ベールを解く。笠原と買ったドクロのネックレスと、私が贈った指輪を机に置き、ポニーテールで纏めた髪を背中に流すと、使わなくなった前の獲物、ハンマーに手を伸ばす。そこに描かれたデフォルメされた落書きをなぞり、そのハンマーに付いた、替刃に触れる。整頓された部屋の中に、ポツリと独り言を洩らす。
「『ほら、1人でもキチンとしてくださいよ?子どもじゃないんですから』」
自らの口調では無い、『継晶者(サクセサー)施術』以来から見える笠原の幻影を見つめながら。心臓、その内命に直結する程の重要な血管に掛けた笠原の遺した青の輝石が埋まる、胸元に手を当てて。

セッション履歴

No. 日付 タイトル 成長 GM 参加者
1 12/1 星願戦争「開戦前夜」 作戦力+1 うぶめのたまごさん CanIさん M.R
2 12/1 星願戦争第1話「星と血」 作戦力+1 うぶめのたまごさん CanIさん M.R
3 1/18 星願戦争ホリデー「外食戦線異常アリ」 作戦力+1 うぶめのたまごさん CanIさん
4 1/18 星願戦争第2話「鉄と兎 — Your Heart is mine —」 作戦力+1 うぶめのたまごさん CanIさん
5 2/15 星願戦争ホリデー「なみだ雨、続く」 作戦力+1 うぶめのたまご CanIさん
6 2/15 星願戦争第3話「仮面と虚」 作戦力+1 うぶめのたまごさん CanIさん
CanIさんからのご提案により、ヒビワレを肩代わり。杏仁豆腐は犠牲となったのだ。
7 2/24 星願戦争ホリデー「静かな夜」 作戦力+1 うぶめのたまごさん CanIさん
8 2/24 星願戦争最終話「星と願い」 作戦力+1 うぶめのたまごさん CanIさん
ハウンドの笠原さんの晶滅。当PC、アリアをNPCへ。尚、アリアのNPCへの転身は私の独断である。

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