キズナ

設定・その他メモ

ハウンドの中でも特に優れた性能を持つ「ナンバーズ」37番目の個体。

生前はSID職員で主にキセキ使いの情報を探る仕事についていた。性格は誠実で公平、困っている人がいれば率先して手を貸し、何事に対しても全力で取り組む熱量はあるが他の者をことも考え抑えることもできる理性的なところもある、まさに"正義の味方"と呼ばれるような人物であった。

ある日、キセキ使いによる事件がきっかけで彼とその同僚が全員死亡。彼はリベルの適合性が高かったため見事№037として復活したが生前の自分の姿の一切を忘れてしまっていた。記録として残っていた資料を見ても他人のようにしか思えない。
誠実で公平、弱気を守り悪を討つ性格は以前からも持っていたものであったが、リベルへと生まれ変わった影響か、タガが外れてしまった。あるいはそれが彼の持つ本来の業だったのだろうか？常に体を支配するのは悪に対する猛烈なまでの殺意、怒りの感情
悪を討つという目的を前に邪魔立てするものはたとえ善人であっても迷いなく始末する。生前ならば止まれたところでブレーキが掛けられず常にアクセル全開、全力で殺すことしかできない。その姿はどう見ても"正義の味方"からはかけ離れたものであった。

常に全力で命懸け、思うのは悪を滅ぼすという決意と誰かのためにという想い。その姿に目を焼かれてか、彼のパートナーとなった人間はみな彼のためにと進んで負担を受け入れる。相方がそれで死ぬというのに、それが悲しいと、悔しいと思いはするがそのたびに、彼らの犠牲は無駄にしないと彼はなおもより雄々しく、されに全力で事に当たるのだ。

№037は今日も誰かのため、悪を討つために戦い続ける。約束された滅びの時まで、歩みを止めず、永遠に。
それが勝者の責務ゆえに。

履歴

・キセキ使いによる事件により死亡。適性が高かったため№037として復活。生前の記憶を失う。
・霧島　稔など数々のオーナーとバレットを組み、数多の事件を解決したが、組んできたオーナーの悉くが037のために負担を肩代わりし死亡。彼らが犠牲になるたびにその犠牲を無駄にするまいと、より一層意志を強くし、歩みを進める。

００：始まりの色は
・オーナー、羽蝶とバレットを結成する。この過程において次こそはオーナーを死なせたりしないと心に誓うが、それはそれとしてこのオーナーから漂う負のオーラに警戒を持つ。
・在りし日に通ったはずの道を通り、平和な生活にあふれる情景に、これを害する悪を改めて滅殺することを誓う。また羽蝶との対話を経て羽蝶の目標に対して何でもする覚悟に羽蝶を少し見直し、好感度が上がった。
・藤宮学園のバレットと協力し、キセキ使い？を始末するように言われる。あちらのバレットがまだまだ子供であるにも関わらずにこのようなことをしていることに心を痛める。
羽蝶の正論でしかない棘だらけの言葉に一定の同意を感じつつも、バレット間でいざこざを起こす必要なしと判断し、その発言を咎めた。
・調査をするうちに他のオーナーであるSIDの高藤に出会う。彼のことは何も覚えていないが、何やら思うことがある様子。
以前の俺を知っているようだが、それと俺は違うだろうに・・・
・オーナーである羽蝶と軽く語らい、自分以外には羽蝶を御しきれないことを理解し、せめて他に被害が出ないように、羽蝶より先に死なないことを誓う。
・キセキ使いの正体を見つけ、そのあまりの幼稚さ、人を害する様にキレる。
・事件を解決。SIDの管理が徹底されていれば防げたはずの事件だとし、上司に苦言を言う。

０１：Real&Realized
・羽蝶の付き添いで健康診断に行く。
・待合室でライカと話す。以前の戦闘で活躍したことに触れ、称賛する。
・PPPが現れ、知らないうちに医者が連れ去られる。
・PPPのことを調べるうちに三人のバレットと遭遇。自分との相性が悪いと判断し、極力関わらないようにした。
・羽蝶との語らいで自分の思いの丈を暴露。
・情報屋「いなり」からPPPの情報を得る。またこの直後片方のバレットから「いなり」がそこにいること、彼女の方が本物っぽいことを聞き、殺意をもって今共にいる「いなり」を殴る。
・PPPとの戦闘。時間経過とともに限界を超え力を過剰に引き出したことによりPPPを撃破。
・戦闘後、重要な拠点に襲撃を受けたことによりSIDに対し不信感を覚える。
更なる力を求め、羽蝶に対し改造手術を求め、電脳開花を得る。

０２：別テン瞥シ
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