キズナ

設定・その他メモ

医者の家系の一人息子として生まれる。後継者として幼い頃から厳格に育てられてきたが、本人は医者になるよりもパティシエになりたいという夢があり専門学校への進学を希望していたが、両親の反対により諦める。進学校である高校では優秀な成績を収めており、友人もそれなりに出来ていたが常に自分の居場所ではない心地がしていた。
いつものように放課後友人達と過ごしているところをキセキ使いに襲われ、死亡。その後、ハウンドとして七星樂とバレットとなる。

生前は実家を感情が抑圧されてきた場所として非常に苦手に思っていたが、キズナの破壊により現在ではなんとも思っておらず、過去に対しては生前の頃よりは楽観的に見ることが出来ている。本来は年齢の割に落ち着いた性格をしていたが、ハウンドとなってからは少しだけ外見年齢相応の子供らしさも見せるようにはなってきた。
深層意識として、夢を叶えることも親の敷いたレールに乗ることも出来なかった自分に価値を見出せていない(=ネガイ(裏):破壊)。部屋が牢獄めいているのも罪悪感が関係している。また自分が無価値だと思っているため、自分の身体のことを二の次にしてキセキ使いを抹消しようと努めることがある。(無自覚)
何も出来なかった自分だからこそ、世界に対しては自分の存在を何かしら遺したいという想いがある(=決意)。

オーナーに対しては、初めて自分のことを認めてくれた大人として、安心感を覚えている。少しだらしないところもあるが、そこが今まで見てきた大人とは違い好感を抱いている。世話を焼くことに対してはあまり抵抗がなく、料理や掃除などをよくしている。

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