朝日 冬毬
プレイヤー:lie
- 種別
- オーナー
- ネガイ
-
- 表:
- 正裁
- 裏:
- 究明
- 耐久値
- 23=(12+7+4)
- 作戦力
- 10=(4+4+2)
ヒトガラ
| 年齢 | 20 | 性別 | 女 |
|---|---|---|---|
| 過去 | |||
| 経緯 | 6 教示(怪物本人から) | ||
| 外見の特徴 | 6 大きな傷の痕(やけど跡) | ||
| 住居 | 6 同居 | ||
| 好きなもの | 6 思考・勉学(客や生死に対しての考察) | ||
| 嫌いなもの | その他 火(火事に遭ったため) | ||
| 得意なこと | 5 芸術(ギフトブーケ・アレンジメント) | ||
| 苦手なこと | 4 運動(学校体育等基礎的な運動全般) | ||
| 喪失 | 1 感覚(触覚。ブーケやアレンジメントを作る感覚を失った) | ||
| ペアリングの副作用 | 2 幻聴(事件当時の悲鳴や炎の音) | ||
| 使命 | 4 問い(戦いの先に何があるのか、殺す真意とは) | ||
| 所属 | SID | ||
| おもな武器 | 鋏型の長銃かチャクラム(未定) | ||
パートナー:秤 龍之介
- プレイヤー
- ファスナー
- 年齢
- 20
- 性別
- 男
- ネガイ(表)
- 奉仕
- ネガイ(裏)
- 正裁
- リリースの方法
- 拳と拳をごっつんこ
マーカー
- 位置
- 胸元
- 色
- 黄
- 相手からの感情1
- 庇護
- 相手からの感情2
- 心配
- 最初の思い出
キズナ
| 物・人・場所など | 感情・思い出など | ヒビ | ワレ | |
|---|---|---|---|---|
実家
| 襲われるその日まで店番をしていた、大切な家族の花屋
| |||
秤くん
| 人らしさがなくて接しづらかったけど、案外似た者同士なのかもしれない
| |||
路地裏
| 路地裏の戦闘を通じた不安の払拭と信頼の再確認
|
キズアト
なし
設定・その他メモ
キセキ使いに対して強い憎悪や敵対心を抱いていない。
仕事上の標的として認識しているつもりでいる。
正義感が強いかと言われればどちらでもないを選ぶ。
正義と悪意は表裏一体とかなんとやら…
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「花屋さんって、知ってる?」
「もちろん知ってるよね、女の子なら一度は憧れるあのお仕事」
「私は花屋さんの仕事、大好きだったよ」
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花屋を営む両親のもとに産まれた一人娘。
物心のつく頃から草花に囲まれて育ったため、基礎的な植物の知識がある。
無心で答えの出ない問いに対して考え続けることが好き。
理屈や理論、合理的で物事を押し通すことが好きじゃない、けど否定はしない。
スポーツ全般が大の苦手。シャトルランの記録は最高17回。
花屋の主な仕事は自宅に飾る簡易的な切り花の売買から庭に飾る用の鉢物の販売。
それから誕生日や記念日を祝したブーケやアレンジメントの作成。そして、枕花や仏花、告別式用の花の作成。
「大切な人とか、大事な日のためにお花を買おうとしたり、勇気を出して誰かのためにお花を買いに来る人がたくさんいて」
「この人はどんな気持ちでお花を買いに来たんだろうって考えたり、喜んでくれそうなお花を一緒に選ぶ時間が好きだったんだ」
「ママには手際が悪いって小言挟まれたけど」
渡す相手や目的がどんなものであれ、誰かのために行動する人に寄り添って、一緒に考えることが好きだった。
将来は両親が大切に守ってきたこの店を継ぐつもりでいた。
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繁忙期も落ち着いた休日の昼下がり。
大学も休みで、親に頼まれていた予約の花束を店の奥に位置する作業スペースで一人取り組んでいた。
パパは鉢物とかの力仕事を、ママは接客を表でやっていて。
「いらっしゃいませ」ってママが挨拶した瞬間に、目の前が真っ赤になった。
あの赤色は、自分から流れた血の色だったのか、家を丸ごとの見込み勢いで燃え盛る炎のいろだったのかははっきりと覚えていない。
覚えているのは、ママとパパ、そしてお店に訪れていたお客さんたちの苦しそうにする声と、花や鉢たち、店の備品や建物が燃える音だけ。
「まだ生きてたんだ、お前」
やっとの思いで店から脱出した私にかけられた言葉。
目の前の怪物から全てをベラベラと聞かされて、全部を知った。
まもなくSIDの人間が駆けつけてくれて、なんとか一命は取り留めた。
でも残されたのは火傷だらけの体と、満足に仕事のできない腕。そして大切な物全部を奪われてしまって空っぽになった心だけ。
「昔から考えることは好きだったんだけどさ」
「あの日から、ずっと同じことを考えているんだ」
「命を奪う奴の気持ちが知りたい」
「理解するつもりもないし、きっとできないと思う。でも、あいつらがどうして生き物を殺すのかが知りたい」
「そして、それを知った私はどう思うのかが知りたい」
「…前みたいに上手くは造れないだろうけど、いつかハウンドにもお花をプレゼントしたいな」
「誕生日のお祝いとか、初めて会った記念、とか」
「…別れの花だけは造りたくないし、造る気もないし。そうならないように立ち回るつもりだよ」