キズナ

設定・その他メモ

東京近郊出身。
幼少期から常々兄と比べられて育ち、「お前は不出来だ」が両親の口癖だった。だから自分がいなくなればいいと思っていたが、ある日家族がキセキ使いに惨殺される。しかし、自分ひとりだけ生き残ってしまった。
本人はいつも明るくふるまっているが、その実、「家族の代わりに自分がいなくなればよかった」という感情を拭えずにいる。
オーナーになったのは、そうでなければ存在価値のない人間だと思われてしまう、という危機感からである。たとえそれが「鍍金」であっても、彼にはそれ以外の選択肢はなかった。

ハウンドについて

三四のことは、かわいくて面白い子だ、と思っている。
名前は単純に実験番号からの語呂合わせだが、三四が気に入っているならそれでいい。

好きなもの・嫌いなもの

コーヒーを愛飲している。穴場の珈琲店でお気に入りの豆を買うのが習慣だ。
腕の傷を隠すため、常に体にフィットする服を着ている。少しでもサイズが合わないと嫌で仕方がない。

得意なこと・苦手なこと

上手に洗濯物をたたむことができる。それが自分の唯一の取り柄。
家族から携帯電話を持つことを長らく禁止されていたため、スマートフォンの操作には未だに慣れない。

喪失

鏡やショーウィンドウなどに自分の姿が映ることを極端に避ける。部屋には一切、鏡の類はない。
自分の腕の傷を見るのが嫌なのか、それは本人にもわからない。

ペアリングの副作用

暗いところが嫌だ。自分の過去のことをつい思い出してしまう。寝る時も必ず電気をつけている。

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