キズナ

設定・その他メモ

どこにでもありふれた、少し裕福で古風な家庭で育った少女だった。

だが、いつからか突然、家庭が歪み始めた。
そしてある日、一家心中が発生した。そして唯一生き残ったのが、琴音だった。

それはキセキ使いによる事件だと琴音が知ったのは、事件の直前に両親が突如した莫大な借金の取り立てでやってきた白獅子組の組長代理から聞かされてだ。
組長代理を名乗った少女は、何を思ったか琴音に問いかけた。
そして琴音は、彼女の言葉に従った。

今はぼんやりと霞がかって思い出せない。
ただ暖かかった、幸せだった記憶だけが残る家族との思い出。

それを取り戻すため、銃を手に取った。

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