兇手斥候
プレイヤー:ヘベレケ
私、死にたくないから。だから殺すの。
- 種族
- 只人
- 年齢
- 15
- 性別
- 女
- 経歴
- 冒険者/孤児/師匠
- 等級
- 黒曜等級(第九位)
- 信仰
- 身体的特徴
-
背が小さい
- 髪
- (金)
- 瞳
- (青)
能力値 | 第二能力値 | |||
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第一能力値 |
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状態
- 生命力
- 19
- ×2
- 38
- 【9】
+体力点3 +魂魄点3 +持久度4 - 【9】
- 移動力
- 30
- 【10】
×種族修正3 - 【10】
- 呪文使用回数
- 0
- 【2】
:0 - 【2】
- 呪文抵抗基準値
- 8
魂魄反射6 +冒険者レベル2
職業
- 斥候
- 4
- 4,500
- 冒険者レベル
- 2
経験点
- 消費
- 4,500
- 現在
- 1,250
- 累計
- 5,750
- 消費
- 26
- 現在
- 7
- 累計
- 33
成長点
- 冒険回数/達成数
- 2 回 / 2 回
冒険者技能
成長点 | 名称 | 習得段階 | 効果 | 参照 |
---|---|---|---|---|
0 | 【過重行動】 | 初歩 | 過重効果及び筋力系判定にボーナス | 基本267 |
0 | 【武器:投擲】 | 初歩 | 投擲武器の命中判定にボーナス | 基本265 |
0 | 【忍耐】 | 初歩 | 継戦カウンターのEX□を使用可能になる | 基本258 |
15 | 【体術】 | 習熟 | 運動系判定にボーナス | 基本266 |
5 | 【武器:片手剣】 | 初歩 | 片手剣の命中判定にボーナス | 基本265 |
5 | 【強打・斬】 | 初歩 | 強打・斬(+n)を持つ武器の効力値にボーナス | 基本270 |
一般技能
成長点 | 名称 | 習得段階 | 効果 | 参照 |
---|---|---|---|---|
0 | 【長距離移動】 | 初歩 | 長距離移動判定にボーナス | 基本297 |
1 | 【職人:料理】 | 初歩 | 職人制作判定にボーナス | 基本293 |
武技
名称 | 使用武器 | 関連技能 | 消費/回数制限 | 使用条件 | 参照 |
---|---|---|---|---|---|
戦士の手 | 片手剣 | サプリ848 | |||
特定の武器の命中修正の-を2点まで打ち消す。0以上にはならない。この武技は武器の種類毎に別の武技として扱う。 | |||||
撓め切り | 片手剣(戦士、「軽」)なら斥候も可)、両手剣 | 1R2回まで | 対象の近接攻撃手段が「武器」である | サプリ | |
回避、盾受けの代わりに武器の命中判定で受ける。受動側として「達成値の較べ合い」を行い、勝利すれば攻撃を防ぎ逆にダメージを与える(効力値ボーナス無し)。また、こちらの達成値が対象の達成値の4以上の時相手は「武器」の命中判定と威力に-1のペナルティ。効果は累積しない。PCがこの効果を受けた時、代わりに武器を取り落としたと処理する。「達成値の較べ合い」に敗北したなら通常の回避失敗となる。 |
命中基準値
近接 | 投擲 | 弩弓 | |||
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基本値 | 技量集中 | 6 | |||
職業 | |||||
斥候 | レベル4 | 10 | 10 | ― |
武器 | 種別 | 用法 | 命中 基準値 | 威力 | 射程 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|
広刃の剣 | 片手剣/軽 | 片手/斬殴 | +1=11 | 1d6+3+4 | 近接 | 投擲適用、受け流し(0)、強打・斬(+1)、強打・殴(0)※戦士の手,片手剣【初歩】[効力値+2] |
回避基準値/移動力
回避 基準値 | 移動力 | ||||
---|---|---|---|---|---|
基本値 | 技量反射 | 7 | 2d6×種族修正 | 30 | |
職業 | 斥候レベル | 4 | ― | ||
技能や 所持品 | 体術 | 2 |
鎧 | 種別 | 回避 基準値 | 装甲値 | 隠密性 | 移動力 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|
鋲付きの革鎧 | 軽鎧(革)/軽 | -2=11 | 4 | 普通 | -6=24 | 過重(6/10)※マント着用 |
盾受け基準値
盾受け 基準値 | ||
---|---|---|
基本値 | 技量反射 | 7 |
職業 | 斥候レベル | 4 |
所持品
広刃の剣
鋲付きの鎧
マント-風雨、寒さ、太陽光などから身を守る外套。これらに耐える体力抵抗判定に+1、鎧に重ねる場合移動力に-2。
- 所持金
- 銀貨 65 枚
- 預金/借金
- 銀貨 0/0 枚
容姿・経歴・その他メモ
キャラ設定※ヨマンデイイ
嘗て『死告鳥』の名で知られていた殺人専門の仕掛人《ランナー》の一家、その末妹であった少女。
物心つく頃には殺しの技を叩き込まれる日々を過ごしていた。齢が二桁に至る頃には、農具を目にした時農耕についてではなく、どう用いれば人を殺められるかを考えるようになっていた。
『死告鳥』は、怪物の脅威に晒されるこの四方世界において、ただ人を殺める為だけに存在した組織であった。
例え明日の朝、世界を滅ぼさんとする魔神王が目覚めたとて、多くの人間は腹を空かし、仕事をし、他者を愛し他者を憎むだろう。故にこそ、この仕事で食いっぱぐれることはない。人間は地上でたった一人になるまで、争い続ける存在なのだと、彼女の師であり育ての親であった『死告鳥』の首魁、親鳥は語っていた。
人を殺めることに善悪は無く、自らが生きる為に他の命を摘み取ることは自然の成り行きに過ぎない。その思想が、年端も行かぬ娘から殺人への本能的な忌避と迷いを奪い、爪を研ぎ澄まさせた。
そんな彼女の初めての仕事は、とある女の殺害だった。遥か遠方の街の冒険者ギルドに勤める、ある職員を始末しろ、と。
親に疑念を抱く事など有り得なかった彼女は、何故そんな人物を狙う必要があるのかなど露も考えず、仕事にかけるにしては多すぎる程の費用を渡され、旅立った。
一週間程馬車に揺られ、辿り着いた目的地。ギルドはよく目立つ建物で、そこに一日中拘束されている職員など見つける事は容易かった。後は夜半、一人で帰宅するタイミングで首を掻き切れば終わる。易い仕事であるはずだった。
…気が付けば地に伏せていたのは自分の方で、職員の女は何も無かったかのように煙管を燻らせていた。
紫煙を宙に吐き捨て、動けない自分の荷物を漁ると、大きく膨らんだ銭袋を取り出し、中を確認すると忌々しげに舌打ちをし、それを片手に気だるげに語り出した。
曰く、この件は自分と親鳥、二者の間である取引が交わされた上でのことであり、持たされた金はその駄賃。嘘の仕事を命じて向かわせた若い構成員の後見人になって欲しい、それが親鳥からの依頼だった、と。
訳が分からなかった。受けたダメージか、或いは困惑からか視界が歪む自分を尻目に、女は語り続ける。『死告鳥』の家長と自身の関係について。
その女と親鳥は元はコンビを組んでいた冒険者だった。かつては銅等級まで登り詰めた二人は、しかし冒険者を辞する事になる。
銅等級ともなれば、そこらの冒険者とは比較にならない待遇を受けられる。だが、それほどの立場ともなれば、必然気ままな冒険だけを謳歌するということは叶わなくなる。国から指名されての依頼が増え始めた。そしてそれは、前人未到の大地を踏み締めるような夢のある仕事ではなく、国家の膿取り、反乱分子や力をつけ始めた厄介なローグ共の排除と言ったものが大半であった。凶悪な犯罪者を斬ることもまた冒険者の仕事だと、最初は納得して受けてきた。だが、次第に親鳥は違和感を覚え始めた。
国が"膿"と断じて排したこれは、誰が産んだものだ?
今自分達の目の前で物言わぬ骸となった彼らは、こんな終わりを、こんな生き方を望んだのか?
彼らを取りこぼしたのは一体、誰だ?
護るべき民を、悪と断じて殺させる国家、そしてその犬である自分が酷く醜く思えた親鳥は、相棒に胸の内を吐き出すと、パーティを解散する事を選んだ。
どうせ戦うこと、殺すことしか知らない自分だが、せめて殺す相手は自分で選びたい。そして骸を晒す彼等が、悪だ、不要な者だと、唾を吐きかけられる事だけはあって欲しくない。せめて、死だけは平等で貶められざるものであるべきだ。
その言葉を聞き、相棒である彼女は引き止めることが出来なかった。どうしようもなく歪んだ思想とは言え、僅かでも自分の心が同調してしまったからだ。
そうして冒険者を辞めた二人は、仕掛人と職員、正反対の道を選んだ。
片や善悪の区別無く、平等に死を告げる自由意志の鳥であることを。片や体制の側に回り、少しでも自分達のような者を生み出すまいと。
同じ絶望を背負い、だが違う道を選んだ。それが二人の冒険者の物語の果てだった。
やがて『死告鳥』の名は遠く離れた街にも聞こえるほど大きいものとなっていった。当然、国家がその存在を疎むことは火を見るより明らかであった。
多くの冒険者を使っての『死告鳥』の殲滅、その作戦が組まれた事は、ギルドの職員としてそれなりに高い地位に就くようになった彼女の耳にはいち早く届いた。
作戦を取り下げさせることは不可能だ。戦って生き残ることなど尚更。ならばせめてと、かつての相棒に手紙を認めた。他所に身を潜めろ。そう警告した。
だが、親鳥からの返答に綴られていたのは固い反抗の意志、そして『死告鳥』の末妹の事だった。
『死告鳥』の構成員は皆、身を売るかごろつきの身分に落ちるか、他者の食い物にされるしかないような孤児達だ。それを拾い、鍛え上げた。中にはもう、親である自分を介さず自らの意思で仕事を選び、殺しに向かう者もいる。皆、悪として殺されることなど疾うに覚悟出来ている子達だ。
だが、末の子は違う。まだ、ただの一度も手を血に染めてはいない。この子が我々と同じ様に断罪されることは絶対におかしいことだ。
だから、かつての相棒に頼みたい。まだ光の当たる場所に帰れる雛鳥が、自らの翼で羽ばたけるまで、どうか。金なら、有り丈を持たせる。
カン、と高い音が響く。彼女が、吸い終えた煙管から灰を除く為に、付近の柵に軽く叩きつけたのだ。そうして、柵にもたれ掛かり、空を見上げる。その表情は、背後からでは窺い知れない。
暫しの沈黙の後、背を向けたまま彼女は再び口を開く。
どうしたい?…ただそれだけだった。
親鳥の元へ帰ることも、私の元で生きることも、或いは別の答えも、全てがお前の自由だと、そう言っているのだ。
手に持っていた銭袋を、一瞥もせずこちらへ投げ寄越した。お前が私の元を離れるのなら、私は依頼を断ったということ。ならば、その金は受け取れないという意思の表れだろう。
…………生まれて初めて、意志を、自分を問われている。自分はどうあるべきなのか、否、どうしたいのか。
長い、長い沈黙が流れた。ともすれば、夜が明けるのではないかとさえ感じられる静寂の中、女は何も言わず、少女の答えを待った。
そして、少女は答えた。
一年の時が流れた。
一足先に家を出ていった"彼女"の代わりに戸締りをして、足跡を辿るように目的地を目指す。
街の喧騒の中、朝日に照らされるその建物…冒険者ギルドだ。
今日行われるのは、冒険者になる為の試験だ。余程変なことを言わない限りは通る……と言われはしたが不安は残る。何しろこの一年、世間一般の常識やマナーを教えて貰ったとは言え彼女を困惑させることに関しては未だ、枚挙に遑がないのだ。
あの夜、私は彼女の元で生きることを選んだ。死にたくない、その感情は勿論あった。でもそれ以上に、どういう形であれ、今日まで自分を生かしてくれた親に報いたいと思ったのだ。
だが冒険者にまでなることは無いだろうと言う彼女の忠告を押し切り、私は冒険者になることを選んだ。
いずれ私は、あの人と同じ絶望に直面するかもしれない。否、そもそもそんな域に辿り着く前に命を落とす方が早いだろう。それでも、この道が良かった。あの人と同じ道を歩み、そして違う答えを掴み取りたい。ただ都合良く使われ、終いには灰のように棄てられていったあの人。その残り火が私なんだ。あの人の苦悩が無意味で無価値だったなんて言わせたくない。私が生まれてきたこと、生きてきたことを否定されたくない。
だからこそ私は冒険者として、この微かな灯を守っていく。不格好でも、綺麗じゃなくても、それでも羽ばたいてみせるよ。
…受付嬢の声が耳に届く。待合室で待機していたが、どうやら時間が来たみたいだ。
ふぅ、と小さく息を吐き、私は扉に手をかけた。
セッション履歴
No. | 日付 | タイトル | 目標 達成 | 経験点 | 成長点 | 銀貨 | GM | 参加者 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
0 | キャラクター作成 | ― | 3,0000
| 100 |
|
| | |
1 | 4/30 | ガントレット | 達成 | 1,2505
| 26 |
トリチキン様
| トワトワ様セイジ様カシオ様
| |
因果点報酬:250 | ||||||||
2 | 5/4 | 赤ちゃんを救え | 達成 | 1,5003
| 12 |
セイジ様
| トリチキン様カシオ様トワトワ様
| |
因果点:500 | ||||||||
取得総計 | 2 / 2 | 5,750 | 8 | 138 |
収支履歴
鋲付きの革鎧::-60
広刃の剣::-30
マント::-10
労働::+13
労働::+14