設定・メモ

名前：シナノ
身長：185cm（226m/144)
性別：無性（体格はやや女性的だが性別を示すものはない）
外見：黒髪長髪、前髪が長いメカクレ。
特徴：大食らい、陰気、猫背。船体は一見スケボーのように乗り回し、機銃は肩に乗せている。

大日本帝国海軍最後の大戦艦『信濃』のオルガノン。
ただし、空母改装後、撃沈に至った段階の概念で構成されているため、空母として投影されている。

主砲が届かず『男』になれず、翼を積めず『母』にもなれなかった。そのため戦艦としての武装は持たず、空母としても艦載機を持っていない……と主張しているが、実のところ持っている。しかし、喩え効果的であろうともシナノはこれを使用しない。それはシナノの艦載機とはすなわち特攻機『桜花』であり、それを使用するということは、シナノの乗員であった搭乗者を犠牲にするということになるため。

なお、一軍の司令塔として建造されたこともあり、軍略知識は比較的豊富。うまくおだてれば、偵察機と長距離砲を活用した近代戦の知識を発揮し、軍団の力を大きく引き出す。

性格はひどく卑屈で内罰的。ただし謝罪しつつも人一倍食べるし、実際逃げたり自害したりすることもないので、本質的には大戦艦らしい図太さとしぶとさを兼ね備えているようである。

アトラタンに投影されて直後、混沌核狙いの者に襲われたところ、リー兵士長（応相談）に救われた。それ以来、マルチネス領の食客として滞在している。



「今度は……守りたい。私にできるでしょうか」
「無駄に大きくてお目汚しすいません、川の底に沈んできます……！」
「ごめんなさいごめんなさいごめんなさい、私みたいな役立たずが意見具申してごめんなさい！」

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