基本情報

一人称：僕
二人称：きみ、あなた
他人称：苗字＋くん（支部員）、他の人は苗字+さん

名前は生贄の山羊になれなかった(”やぎ”ではない）名字+釣鐘草(カンパニュラ）から。
コードネームはギリシャ語でいう「スケープゴート」。そのまま書くと怒られそうなので別の言語にしている。
後悔と贖罪のひと。
元研究者であり、今は花屋を営んでいる。
大学まで通常に通い、細胞の研究をしていたところでUGNと関わりを持つことになる。
過去に事故で家族を失っているが、実際にはジャームによる被害だったことを後から知ることとなった。

性格は冷静で穏やか。今は昔と比べれば遥かに落ち着いているが、他者が傷つくことを厭うところがある。
風や振動といったハヌマーンの能力と、オルクスの因子など、一定の空間への干渉に優れる。
花屋をしているのは、新たな命を育てることを贖罪のひとつとして始めたのがきっかけであった。
郊外には牧場とか農地とかあるかも。

過去

かつては特殊な能力を保持するオーヴァード、いわゆる”Dロイス”を持つオーヴァードの研究者であり、特殊な能力を持つが故に暴走の危険性が高いオーヴァードからDロイスを取り除くための研究をしている研究所にいた。
それなりの立場にはなるほどの時間をかけたが、なかなか研究は進まず手詰まりを感じていた。

そんなある時、FHから研究への協力と共同研究の誘いがあり、研究を進めるためにその誘いを受けた。
その後しばらくは、UGN本部にも隠れてFHと共にDロイスについての共同研究を行っていた。
そこで研究の被検体となったのは、Dロイスを持つが故に体に疾患を抱えるオーヴァードであり、UGN側の被検体だけでなくFH側の被検体も含まれていたが、彼らとは友好的な関係を結んで研究を進めていた。
だが、この研究を良く思わないFHセルの策略によって被検体達の多くはジャームとなって暴走し、UGN側の研究員達は皆殺しにされた。
地獄と化した研究所内で、共同研究をしていたFHの構成員や被検体は助けを求めたり、共に戦うことを申し出たが、八木は疑心暗鬼から一切を無視して独りで戦った。
結果としては、八木は力及ばず倒れたものの、FHの生き残り達が犠牲になり、研究所ごと爆発させることで事態は収束した。
八木は倒れていたところを彼らに外に連れ出されて、ただ独りの生き残りとなった。
その後、FHとの協力は表沙汰にできず、事件は表向きUGNの研究施設にFHのエージェントが破壊工作をしかけたこととして処理された。
ずっと共に研究をして、その被検体としていた者達を信じ切れず、助けなかったこと、更には全ての犠牲を押し付けてしまったことは、生き残ってしまった八木の十字架として残り続けることになる。
「彼らが犠牲の山羊（スケープゴート）になるのではなく、自分が犠牲になる山羊であったならばよかったのに。」
そんな後悔を胸に、研究者としての資料などは全て他人に引き継ぎ、自身は前線に積極的に出るようになる。
その結果として重ねた功績と、自らを犠牲にしかない危うさを封じる意味もあり、支部長を任されることになる。

HO

〇PC3
ロイス：景山一夜（かげやま・かずや）
推奨感情：P好奇心/N脅威
キミはUGN N市支部の支部長である。
霧谷雄吾が、キミに新たな任務を告げた。
キミが担当するN市で、景山一夜という科学者があやしげな研究を行なっているという。
その研究の内容は不明だが、N市で発生しているワーディング現象と関与している可能性がある。
さっそく、景山の調査を開始することになった。

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